本になりました「失礼のない英語の話し方」発売中 ボタン

英語で丁寧に話すには、どうすれば良いのでしょうか?

英語で丁寧に話すには?

日本語では相手に合わせて敬語を使いますが、英語に敬語はありません。 日本語と違い、言うべき事をきちんと言うので、英語を習い始めた初心者は英語に丁寧な話し方などないと思っている人もいるようです。
そんなことはありません。 英語も、日本語と同様に相手とコミュニケーションをする言葉です。相手に合わせて丁寧に話すのは普通の事です。 では、どうすれば丁寧な話し方になるでしょうか?

目次

日本語で丁寧に話すには?

日本語の丁寧な話し方は、敬語を使うことです。

まず、普通に話すのは「である調」です。
家族や友達などの親しい相手との話し言葉です。

少し丁寧にするには、丁寧語の「ですます調」になります。
あまり親しくない知り合いや、自分と同等の相手に対して使います。

もっと丁寧に話すには、尊敬語謙譲語です。
尊敬する相手などの上下関係を感じる相手に使います。

尊敬語は相手が主語です。受け取るとか、お受け取りになるなどです。
謙譲語は自分が主語です。頂くとか、頂きますなどです。

では、英語で丁寧に話すにはどうすればいいのでしょうか?

英語で丁寧に話すには?

①言葉を選ぶ

Nice to meet you.(会えて良かった)
I’m pleased to meet you.(お会いできてうれしく思います)

nice より pleased が丁寧な言葉になります。

②表現を長くする

thanks.(ありがと)
Thank you.(ありがとう)
Thank you very much.(ありがとうございます)

日本語訳の通りで長い方が丁寧です。

③依頼の時は助動詞を使い分ける

can/will(できる?/お願い)
could/would(できますか?/お願いします)

can(できる?)とwill(お願い)は、日本語の語感と同じで、can(できる?)の方が親しいイメージがあります。 また、過去形にしたcould(できますか?)とwould(お願いします)の方が丁寧です。

ここまではかなり日本語と共通していて思いつきやすいものです。 このほかに、文化の違いによる感じ方の違いがあります。

補足 文化の違いによるもの

自分のとらえ方
・日本人は、みんなの中の自分と考える
・欧米人は、独立した個人で自分の周りにみんながいると考える
この違いで、丁寧さの基準が日本人の感覚と違います

④断る余地を残す

Just a moment.(ちょっと待って)
Could you wait for a moment?(少し待ってもらえますか?)

Noと言えない状況でも could you などの断る余地を残すのが丁寧です。

⑤直接的でなく間接的な表現にする

Sit down.(座りなさい)
Have a seat.(椅子をどうぞ)

日本語訳で分かるように間接的な表現が丁寧です。この辺は日本語も同様ですね。

⑥直接的な相手(you)の指摘は避ける

You’re wrong.(あなたは間違っている)
That’s not right.(それは正しくありません)
I think that’s wrong.(それは間違っていると思います)

間接的な表現が丁寧です。 特に、You’re wrong.(あなたは間違っている)は相手を不快にさせます。 独立した個人である私の考えを否定するのか!という感情でしょうか?

これは日本人のイメージと少し違うので、もう一つ例を挙げておきます。

Why do you say so?(どうしてそんなこと言うの?)
What makes you say that?(何があなたにそう言わせたの?)

直接的な相手の指摘は不快感を与えるので what makes you のような間接的な表現にしましょう。

ひと休み ショコラをどうぞ

まとめ

日本語も英語も、相手とのコミュニケーションの道具です。
表現の仕方は違っても、相手に合わせた丁寧な話し方で自然なコミュニケーションができるように心掛けましょう。

詳細の説明があります 

①言葉を選ぶことと ②表現を長くすることは、このブログ全体を通して考慮しています。

③依頼の時は助動詞を使い分ける をもう少しく詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。

④断る余地を残す をもう少しく詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。

⑤直接的でなく間接的な表現にする をもう少しく詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。

⑥直接的に相手(you)の指摘は避ける をもう少しく詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。

お疲れさまでした。



よかったらシェアしてね!
目次
閉じる