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to do vs doing 不定詞と動名詞の明確な違いと使い分け

不定詞と動名詞の使い方の違い

結論から言います
不定詞はしていることには使いません
動名詞はしていることだけでなく、自分がしているイメージがあるものにも使います

これが明確な違いです

していないことでも動名詞を使うのが使い分けを難しくしている原因ですね
動名詞を使うものは次のものです

  1. 予定
  2. 気持ち
  3. 想像
  4. 私の提案
  5. (その他)

では、詳細を見てみましょう

目次

不定詞と動名詞の違い概要

like での使い方

普通は like の目的語は不定詞でも動名詞でも同じ意味で使えます

I like playing tennis.
I like to play tennis.

私はテニスをするのが好きです

次の例は動名詞を使う特定の状況です

I live in Tokyo now. I like living there.

東京に住んでいます。そこに住むのが好きなんです

していることには不定詞は使いません(GIU)

しているときは doing(している)を使います
文字の通りですね

(注)GIU : Grammar in Use で説明している内容です

してないことに動名詞を使うもの

動名詞はしていないことにも使います
主な動詞の使い分けを分類すると次の範囲で使っていました

  1. 予定
  2. 気持ち
  3. 想像
  4. 提案、おすすめ

①予定

日常会話で予定の話し方を思い出してみましょう

I’m traveling tomorrow.

明日から旅行です

予定は進行形を使うのを知っている方も多いと思います

予定動名詞を使う範囲です
予定変更に関する表現がいくつかあります

②気持ち

I enjoy reading.

読書を楽しんでいる

I don’t mind losing.

負けても気にしない

enjoy と mind の後は動名詞を使います(GIU)
気持ちを話すときはしているイメージがあるのがネイティブの感覚です

した経験(doing)があるから、それに対する気持ちを感じるのでしょうか
頭の中でしている(doing)イメージがあるから気持ちを感じるのでしょうか
重要なことは解釈ではなくて、気持ち動名詞を使うということです

③想像

Would you consider marrying me?

僕との結婚を考えてくれませんか?

I can’t imagine ever retiring.

引退は考えられません

想像したり検討したりするのは、頭の中でしている(doing)イメージなのでしょう

④提案、おすすめ

I recommend reading this book.

この本を読むことをお勧めします

I suggest ordering online.

オンラインで注文することをお勧めします

提案おすすめすることは、して(doing)良かったことやしたいと思うことです
してない、しない(to do)ことは提案しても説得力がないですね

ただ YouGlish で検索すると、まれに to do を使っている人もいました
会話では言い間違えても気にしないで話し続けるのが良さそうです

前置詞の後は動名詞を使うとか、そのほか例外はあると思います
日常会話では多くないと思いますが、例外を見つけた時は個別に対応ですね

不定詞と動名詞、分詞について詳細にまとめたものがこちらにあります

不定詞と動名詞の比較

別途まとめたものから、両者の違いを比べてみます
動名詞のみと不定詞のみを目的語とする動詞の比較です

違いは使い分けるときの話し手の気持ちです
これを意識して意味を比べると違いがよく分かります

  • 動名詞(doing)
    した/している/する予定、気持ち、想像、私の提案
  • 不定詞(to do)
    これからする/していない、しないもの、相手のこと

していること vs これからすること

(注)意味はスマートな日本語ではありませんが、状況が分かりやすい表現にしました

スクロールできます
beingしていることto doこれからすること
したこと計画、決心
admitしたことを認めるexpectすることを期待する
denyしたことを否定するplanすることを計画する
mentionしたことをちょっと言うpromiseすることを約束する
recallしたことを思い出すdecideすることを決心する
recollectしたことを思い出すmanageすることをうまく扱う
resentされたことに腹を立てる
していること望み、依頼
enjoyしていることを楽しむaskすることを頼む
finishしていることを終えるhopeすることを望む
keepしていることを続けるwantしたい
quitしていることをやめるwishしたい
practiceすることを練習するlearnすることを習得する

practice と learn について
practice:実際に練習しているイメージがあります
learn:学んで習得するところまで意識するため、習得はまだ先のイメージになります

予定変更 vs していない

スクロールできます
being予定変更to doしていない
予定変更していない
avoidすることを避けるclaimしたと主張する
delayすることを遅らせるpretendしたふりをする
postponeすることを延期するthreatenすると脅す
escapeされることから逃れるfailしそこなう

avoid, escape と fail について
avoid, escape 避ける/逃れる(そのままだとしてしまう
fail  できなかった事実(していない
avoid, escape は何もしなければ始まってしまうので、その状況(一種の予定)を変えるイメージです
fail はできなかった事実を伝えているイメージです

気持ち/想像/私の提案 vs しない/相手に同意・励ます

スクロールできます
being気持ち/想像/提案to do相手に同意/励ます
気持ちしない
detestすることを嫌うdeclineすることを丁寧に断る
mindすることを気にするhesitateすることをためらう
missできないのを惜しむrefuseすることを拒否する
resistすることを我慢する
想像同意する、提供する
considerすることを熟考するagreeすることに同意する
imagineすることを想像するofferすることを申し出る
permitすることを許す
提案相手を誘う、励ます
adviseすることを忠告するinviteするように誘う
recommendすることを勧めるencourageすることを励ます
suggestすることを提案する
その他
affordすることに余裕がある

permit と hesitate について
permit(許す)はできる状態になるので doing になるのでしょうか?
hesitate(ためらう)は気持ちではなく、しないという行動に意識があると思われます
解釈が難しいものは、語感で覚えるのが良さそうです
例文はこちらにあります

offer について
offer にも「提案する」の意味がありますが、私がいいと思うものを提案するのではなく、相手の意向を考えての行動を意識しているようです
offer advice(忠告する):この言い方は、自分の行動ではなく相手のことを考えているイメージですね

おわりに

実際の使い分けに対して、しているイメージがあるかどうかで解釈したものです
違う解釈もあると思います
自分なりの解釈を見つけてください
重要なことは次の2点です

  • to不定詞はしていることには使わない
  • 動名詞doing は自分がしているイメージがあるものに使う

更に言えば、慣れて語感で使えるようになれば解釈は必要なくなります
ネイティブの先生も明確な説明は難しいと言っています

日本人が日本語の「てにをは」の使い方を簡単に説明できないのと同じです
説明できなくても、みんな正しく使っています


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