過去の習慣を表す「昔はよく~した」は、would や used to が使われます
日本語にするとどちらも同じ意味ですが、それぞれ使い方に違いがあります
ここでは、それぞれの違いと使い分けを紹介します
実際に英語で会話をしている状況をイメージしながら覚える事をお勧めします
そうすることが、きっと英語を自然に話すための近道になります
過去の習慣的な動作や行為
would と used to 両方使えます
I used to play tennis.
I would often play tennis with my friends when I was a kid.
昔はよくテニスをした。
子どもの頃は友達とよくテニスをした。
一般に wouldは「when I was a kid」のような過去を表す言葉と一緒に使われます
過去の状態
used to だけ使えます
I used to be popular with girls.
I know.
She used to be pretty.
Don’t joke.
She is, and always will be, pretty.
昔は女の子にもてたんだ。
知っているよ。
彼女はかわいかった。
冗談じゃない。
今も、これからもかわいい。
怪しい
両者には次のような違いがあります
would :昔に意識がある「昔はよく〜した」(過去を表す言葉と相性が良い。今しているかは無関係)
used to:今に意識がある「今は違うが、昔は〜だった」
動詞の分類
両方が使える動作動詞と、 used to だけで使える状態動詞の主なものは次の通りです
動作や行為(両方使える)
動作動詞:go, do, eat. sleep など
昔はよく映画館に行った
昔はよくたこ焼きを食べた
昔は日曜の朝は遅くまで寝ていた
状態 (used to のみ使える)
状態動詞:be, like, have, live など
昔は犬が好きだった
昔はたくさん友人がいた
昔、イギリスに住んでいた
例外
I lived in Tokyo for two years.(2年住んでいた)
具体的な期間が入ると過去形になります
限定した期間なので、「昔は~だった」のイメージに合わないようです
I used to live in Tokyo for many years.(数年住んでいた)
でも、具体的でない数年だとused to が使えます
Oh boy! Too hard for me.(マジで!助けて)
お疲れさまでした
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