get を使った句動詞一覧!例文と使い方を解説します

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get を使った句動詞

get は単独でも多くの意味があります
get を使った句動詞も同じように多くの意味で使えます
それらを知ることは自然な英会話をするためにとても役立ちます

句動詞の記事の内容と例文で参考にした主なものはこちらです

ここで紹介している句動詞は English Phrasal Vervs In Use および Cambridge English Dictionary に載っているものをベースにしています

<文法書、辞書>
・English Grammer in Use(GIU
・English Phrasal Verbs in Use
・Cambridge English Dictionary(Cambridge
<英語学習サイト&Videoなど>
・ChatGPT(解説)
・YouGlish(例文)

目次

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get 関連句動詞の概要

get 関連の句動詞の主なものです

多くの意味で使える句動詞

get と句動詞によく使う前置詞/副詞の組み合わせは、一般に幅広い状況で使われ多くの意味になります

  • get in :中に入るなど
  • get out :出る、逃れるなど
  • get on :乗るなど
  • get off :降りるなど
  • get up  :起きるなど
  • get away :逃げるなど
  • get back :戻るなど
  • get at  :たどり着くなど
  • get to  :到達するなど
  • get into :中に入り込むなど
  • get around :動き回るなど
  • get through :通り抜けるなど

 

意味が限られる句動詞

  • get across :渡る、伝える
  • get ahead :出世する
  • get along :上手くいく
  • get behind :支持する、遅れる
  • get by   :何とかやっていく
  • get down to :取りかかる
  • get over  :乗り越える
  • get together:集まる

(参考)フレーズ、慣用句

  • get carried away :調子に乗る、夢中になる
  • get in touch with :連絡取る

引き続いて、個々の句動詞の例文と使い方を紹介します

多くの意味で使える get 関連句動詞

get は軽動詞(light verb)と呼ばれる動詞の一つです
後続の単語(多くは名詞)と組み合わせて、文の意味を具体化します
前置詞/副詞も同じように、多くの意味で使えるものがあります

それらの組み合わせによる句動詞も同様に多くの状況で使え、具体的な意味は文脈によって決まります

多くの意味で使えるものは量が多くなるので、ここでは概要を紹介し詳細は別の記事にまとめます

get in/get out

I often get in the public talks.

私はよく公開講演に参加します

I remember when we got in the pool.

私たちがプールに入ったときのことを覚えています

It’s time to get out of the house.

家を出る時間です

Once in there, it’s really hard to get out.

一度入ったら、抜け出すのは本当に難しいです

She pretended not to want to get out of the car after her date.

彼女はデートの後で車から降りたくないふりをした

(coming soon:get in/get out の詳細は現在まとめ作業中です)

get on/get off

I get on the airplane.

飛行機に乗ります

let’s just get on with this.

とにかくこれを続けましょう

He saw my mother get off the bus.

彼は私の母がバスから降りるのを見ました

They can get off a little bit early to do something that’s of joy.

楽しいことをするために、少し早めに仕事を終えることもできます

(coming soon:get on/get off の詳細は現在まとめ作業中です)

get up

The important thing is that you get up.

大切なのは立ち上がることです

I used to get up at seven o’clock in the morning.

私は朝7時に起きていました

(coming soon:get up の詳細は現在まとめ作業中です)

get away/get back

I wanna get away from myself.

自分自身から逃げ出したい

We want to get away for a few days in August.

8月に数日間旅行に行きたいと思っています

That could make you get back up.

そうすれば立ち直れるかもしれません

I don’t know how we get back to that.

どうすれば元に戻るのか分かりません

(coming soon:get away/get back の詳細は現在まとめ作業中です)

get at/get to/get into

How can you get at this?

どうすればこれに到達できますか?

That’s the thing I’m trying to get at in my book.

それが私が本で伝えようとしていることです

You get to meet more people.

もっと多くの人と出会える

Where did you get to last night?

昨夜はどこに行ったの?

I get into graduate school.

大学院に入学します

They don’t get into the debate.

彼らは議論に参加しません

(coming soon:get at/get to/get into の詳細は現在まとめ作業中です)

get around/get through

How do you get around that?

それをどうやって回避するのですか?

He never did get around to that book.

彼は結局その本を読むことはなかった

Oh excuse me, can I just get through?

ああ、すみません、ちょっと通してもらえますか?

We believe we’re gonna get through this.

私たちはこれを乗り越えられると信じています

I just could not get through this book quick enough.

この本をなかなか読み終えることができませんでした

(coming soon:get around/get through の詳細は現在まとめ作業中です)

get 関連句動詞の意味

比較的意味が限られる get 関連句動詞については、ここでまとめて説明します

get across

There was a ferry here to get across the river.

ここには川を渡るためのフェリーがありました

We get them across the road safely.

私たちは彼らを安全に道路を渡らせます

What I’d like to get across to you is this.

あなたに伝えたいことはこれです

I’m just trying to get my point across.

ただ自分の意見を伝えようとしているだけです

get across は向こう側に行くイメージで「渡る、伝える」です

get ahead

You can get ahead in America.

アメリカで成功できるよ

If they work hard, they can get ahead.

努力すれば出世できる

get ahead は前に進むイメージで、「成功する/出世する」になります

get along

They get along with each other.

彼らはお互いに仲がいい

You just need to act like the majority and you’ll get along.

大多数の人に合わせれば、うまくやっていけるよ

get along は長いものに添って進むイメージで、いい関係が続く状況に使います

get behind

I get behind him.

彼を支持する

This is something everybody can get behind.

これはみんなが賛同できることです

If there aren’t any volunteers, they will get behind with their work.

もしボランティアがいなければ、彼らの仕事は遅れてしまうだろう

get behind は後ろのイメージで、後ろから支持したり、後ろに遅れる状況になります

How often do we get behind the wheel of a car?

私たちはどれくらいの頻度で車を運転しますか?

He shouldn’t get behind the wheel after drinking.

彼は飲酒後に運転すべきじゃない

get behind the wheel は「ハンドルの後ろに回る」で「運転する」意味になります
運転するは一般に drive a car がよく使われますが、こちらは感情がこもったり、責任を持って運転する感じになります(ChatGPT)

get by

I don’t think you can get by just imagining it.

想像するだけでは無理だと思います

If you speak English, you can get by in many places.

英語が話せれば、多くの場所でやっていけます

get by は「何とかやっていく」意味です

get down to

We get down to the data.

データについて説明します

You just have to get down to it.

あとはやるしかないよ

It’s time to get down to business.

さあ、本題に入りましょう

get down to business は慣用句で、「本題に入る」「仕事に本腰を入れる」です
get down to it は business の代わりに「やるべきこと」を指すときに使えるカジュアルな形です

get over

How do I get over a heartbreak?

失恋から立ち直るにはどうすればいいですか?

I failed, I’m going to get over it.

失敗したけど、それを乗り越えるつもりだ

I’m getting over the flu a little bit.

インフルエンザも少しずつ治っています

get over は「感情・失敗・病気」など「つらいことを克服する」イメージです
「病気から回復する」場合も get over the flu / a cold のように使えます。

get together

We get together for the holidays.

私たちは休日に集まります

Get together over coffee and connect.

コーヒーでも飲みながら集まって交流しよう

How did you guys get together?

君たちはどうやって出会ったの

get together は「集まる」のほかに付き合い始めるときにも使います

(参考)get carried away/get in touch with

Sometimes we get carried away.

時々私たちは夢中になりすぎます

We get carried away with trying to do too much.

私たちは、多すぎることをやろうと夢中になりすぎます

Follow me so you can get in touch with me.

私をフォローして連絡を取ってください

細かい話ですが、これらは句動詞ではなくフレーズです

get 関連句動詞の使い方

ここからは、意味の説明で使った例文を用いて使い方を説明します
また、句動詞は文脈から解釈される意味ではなく、直訳に近いものにしています

句動詞は一般的に日常会話向きです
対応する1語の動詞や使い方を知っていれば、状況に合わせた自然な表現ができます

get in と get into の違い

Get in the car.

車に乗って

Get into the car.

車に乗り込みなさい

ChatGPT による解説です
・get in:普通に中に入る感じ
 日常会話でよく使う
・get into:中に入り込むという動作を強調
 少し丁寧で、書き言葉や丁寧な指示で多い

△He got in the team.

彼はチームに入った

✕ She got in Harvard.

彼女はハーバードに入った

〇He got into the team.

彼はチームに入った

〇 She got into Harvard.

彼女はハーバードに受かった

ChatGPT による解説です
チームに入るは into の方が自然で正確
get into は所属したり入学したりする感じで、学校や組織の場合は get into が普通

He got into politics.

彼は政界に入った

Don’t get into trouble.

トラブルに巻き込まれる

I got into reading lately.

近頃は読書にはまってる

「始める/巻き込まれる/夢中になる」など、抽象的な場合は必ず get into を使う(ChatGPT)

get across

There was a ferry here to get across the river.

ここには川を渡れるフェリーがあった

There was a ferry here to cross the river.

ここには川を渡るフェリーがあった

There was a ferry here for crossing the river.

ここには川を渡るためのフェリーがありました

ChatGPT による解説です
・get across:渡るという行動を意識している
 日常会話で、自然で柔らかく聞こえる
・cross:より直接的で中立的/事実的な言い方
 やや書き言葉寄りで、案内板などでも使う
・for crossing:少し丁寧な感じ
 歴史文などの書き言葉にあう

I’m just trying to get my point across.

自分の意見を伝えたいだけなんだよ

I’m just trying to explain my point.

自分の意見を説明したいだけです

I’m just trying to express my point.

自分の意見を表現したいだけです

ChatGPT による解説です
・get across:分ってほしいというもどかしさがある
 軽い会話で少し感情が入る
・explain:理屈や理由を明確にする意図がある
 少し丁寧で、討論や学術的文脈でも自然な感じ
・express:心の中の考えを言葉で表現する感じ
 丁寧なので、日常会話よりスピーチや議論などに向いている

get ahead

If they work hard, they can get ahead.

努力すれば出世できる

If they work hard, they can succeed.

努力すれば成功できます

If they work hard, they can advance.

努力すれば前進できます

ChatGPT による解説です
・get ahead:生活が良くなるなどの日常会話的な成功を指す
 日常会話や、仕事でも軽めの話なら大丈夫
・succeed:成功するという最も一般的で中立的な表現
 日常会話や公式な場面でも使える万能表現
・express:昇進などの組織内での地位向上感が強い
 仕事上の文書や記事などでよく使う

get along

You just need to act like the majority and ~

大多数の人に合わせれば、

you’ll get along.

うまくやっていける

you’ll adapt.

順応できます

you’ll belong.

受け入れられます

you’ll succeed.

成功します

ChatGPT による解説です
多数派に合わせればうまくいくという内容ですが、うまくいくの中身の違いになります
・get along:人間関係の調和に焦点がある
 気軽な日常会話に合う
・adapt:社会や職場など、新しい環境への適応を示す
 やや丁寧で、意識的な努力を感じる
・belong:仲間になるという心理的な帰属を表す
 やや丁寧で、内面的に暖かい響きがある
・succeed:結果や社会的成功に焦点がある
 丁寧なので、現実的でやや冷たい印象もある

get behind

This is something everybody can get behind.

これはみんなが(心から)支えられるものだ

This is something everybody can support.

これは誰もが(行動で)支持できるものです

This is something everybody can approve.

これは誰もが(公式に)承認できるものです

ChatGPT による解説です
・get behind:共感し背後に立って支える感じ
 日常会話やスピーチでも使う
・support:最も一般的で中立的な言葉
 会話・仕事・公式文書のどれにも自然に使える
・approve:正式に承認するという意味
 とても丁寧で堅い表現なので、会話では不自然に感じる

If there aren’t any volunteers, ~

ボランティアがいなければ、

they will get behind with their work.

仕事が遅れるだろう

they will fall behind with their work.

仕事が遅れてしまうでしょう

they will delay their work.

仕事を遅らせるでしょう

they will struggle with their work.

仕事に苦戦するでしょう

ChatGPT による解説です
使う言葉によって、仕事が遅れるときの状況の違いが変わります
・get behind:少しずつ遅れ始める感じ
 日常会話で自然な表現
・fall behind:他と比較して相対的な遅れを強調
 少し丁寧で、教育や仕事の文脈でよく使う
・delay:何かの原因で「遅らせる」
 丁寧な書き言葉で、公式で事務的な感じ
 (電車の遅延案内はこれを使っていますね)
・struggle:心理的に苦戦している状況
 少し丁寧で、会話でも書き言葉でも自然に使える

get by

If you speak English, ~

英語が話せれば、

you can get by in many places.

多くの場所で何とかやっていける

you can manage in many places.

多くの場所でうまくやっていけます

you can survive in many places.

多くの場所で生き延びられます

ChatGPT による解説です
・get by:何とかなるというやや楽観的な響き
 日常会話でよく使われる
・manage:少し大変だけど乗り切るという感じ
 少し丁寧で、日常会話でも正式な場面でも使う
・survive:最低限なんとか生きていけるという意味
 少し丁寧で、文脈によってはユーモラスにもなる

get down to

You just have to get down to it.

あとは取りかかるしかないよ

You just have to start it.

あとは始めるしかないですよ

You just have to tackle it.

あとは立ち向かうしかないですよ

ChatGPT による解説です
・get down:気持ちを切り替えて取り組む決意を表す
 日常会話で、少し励ましの感情が入る
・start:単純に始めるだけでいいという意味
 少し丁寧で、どんな場面にも使いやすい
・tackle:タックルする、やるしかないという響き
 丁寧なので、仕事や公式寄りでも使える

get over

I failed, I’m going to get over it.

失敗したけど、乗り越えるつもりだ

I failed, I’m going to move on from it.

失敗したけど、前進するつもりだ

I failed, I’m going to recover from it.

失敗したけど、回復するつもりです

I failed, I’m going to overcome it.

失敗したけど、克服するつもりです

ChatGPT による解説です
・get over:落ち込みから立ち直る感じ
 明るく前向きで、日常会話にぴったり
・move on from:気持ちを切り替えて次へ進む感じ
 get over よりも行動的で前向きな印象がある
・recover from:感情よりも状態の回復を表す
 少し丁寧なので、仕事でも自然に使える
・overcome:問題そのものを乗り越える強い意志がある
 丁寧なので、スピーチや自己啓発系などにぴったり

I’m getting over the flu a little bit.

インフルエンザも少しずつ乗り越えている

I’m recovering from the flu a little bit.

インフルエンザから少しずつ回復しています

I’m healing from the flu a little bit.

インフルエンザから少しずつ癒えています

ChatGPT による解説です
・get over:病気などから元気になってきた感じ
 日常会話で体感的な回復の自然な表現
・recover from:病気などから回復する中立で正式な表現
 少し丁寧で、医療現場や報告などでも違和感なし
・heal from:自然な癒しを指し、心の癒しにも使える
 少し丁寧で、やや詩的で感情的に聞こえる
病気の場合、最も自然なのは recover (from) です。heal は「自然治癒」や「傷が治る」イメージになります

get together

Get together over coffee and connect.

コーヒーでも飲みながら集まって交流しよう

Talk over coffee and connect.

コーヒーでも飲みながら話して交流しましょう

Meet over coffee and connect.

コーヒーでも飲みながら会って交流しましょう

ChatGPT による解説です
・get together:気軽な集まりという温かい表現
 軽い日常会話だけでなく、親しみがあり仕事関係でも大丈夫
・talk:集まることより話すことを重視
 親しみはあるが、少し深い話をする雰囲気がある
・meet:合うという一般的で中立的な表現
 やや丁寧で、初対面や打ち合わせなどにも使える

How did you guys get together?

君たちはどうやって一緒になったの?

How did you guys meet?

どうやって出会ったの?

How did you guys start dating?

どうやって付き合うようになったの?

ChatGPT による解説です
・get together:付き合い始めるという意味にもなる
 くだけた感じで親しい間柄限定
・meet:単に出会う・初めて会うという中立的な表現
 やや丁寧なので、恋愛の話でも仕事でもOK
・start dating:恋愛関係が始まった瞬間に焦点がある
 恋愛関係限定。率直だけどくだけすぎていない

おわりに

句動詞は言葉通りの意味とは違うので、覚えるのは苦労します
覚え方は人ぞれぞれ好みがあるでしょうが、一般的にはフレーズで覚えるのがいいと言われています
同じ状況で使える単独の動詞と一緒に理解するのもいいかもしれませんね

このブログの内容が、少しでも皆さんの理解と知識の助けになることを期待します

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