英語の否定文は日本語の否定文と違う使い方が多くあります
ここでは、否定の慣用表現と、否定語(not, noなど)を使わないで否定の意味になる表現を集めました
一般的な英語の否定文はこちらにまとめていますので、合わせてご覧ください
このブログの内容と例文で参考にしたものはこちらです
できる限りネイティブが発信しているものをベースにしています
<文法書、辞書>
English Grammar in Use (GIU)
Cambridge English Dictionary(Cambridge)
ロングマン現代英英辞典
新英和中辞典:研究社(辞書)
<英語学習サイト&Video>
BBC Learning English (BBC)
EnglishClass101 (EC101)
English with Lucy
mmmEnglish
gymglish
engVid
YouGlish
<その他>
ネイティブのYoutuberなど
真・英文法大全(関正生 著)
一億人の英文法(大西泰斗 著)
実践ロイヤル英文法(綿貫陽 著)
日本人の英語(マーク・ピーターセン著)
記載内容の信頼性のために、情報源の名称や略称などを記述している所があります
(注)当ブログ内の記事で参考にしているものです。1つの記事で全てを見ているわけではありせん
否定の主な慣用表現一覧
否定の主な慣用表現はいくつかに分類できます
似ているものの違いを比較すると、より覚えやすくなります
Just because A doesn’t mean B
AだけどBじゃない 〇:✕ A not B:Bを否定
not so much A as/but B
AというよりBだ △:〇 not much A:Aを分部否定
not only A but also B
AだけでなくBも 〇:〇 not only:onlyだけを否定
not A but B
A でなくBだ ✕:〇 not A:Aを否定
(注)A:Bで、〇は肯定、✕は否定、△は分部否定の意味
can’t wait to do
待ち切れない(✕ 待てない)
can’t help doing
せずにいられない(✕ 助けられない)
can’t help but do
せずにいられない(✕ 助けられないけどする)
can’t do too
しすぎることはない(✕ しすぎにできない)
can’t do enough
やりたりない(✕ 十分にできない)
no longer
もう~ではない(より長くはない)
no more
もう~はない(より多くはない)
no more than A
Aより少ない(Aより多くはない)
not long before A
すぐにAする(Aの前は長くない)
not until A
Aになって初めて行う(Aになるまでしてない)
anything but A
決してAではない(何かあるけどAじゃない)
nothing but A
Aにすぎない(何もないけどAだけだ)
not without A/doing
Aなしではしない(必ずAもする)
have nothing to do with A
Aとは関係ない(Aと一緒の行動は何もない)
Who knows?
誰が知っているの?/知らない
Why not?
なぜNoなの?/もちろんYesでしょ
Can’t you see?
分からないの?/分かるでしょ
※修辞疑問は逆説的に否定の意味になるものが多いので、ここに分類しました
この後の例文で個々の使い方を理解したうえで、もう一度違いを比較するのも効果的です
否定の主な慣用表現の例文
①AとBを比較した表現
- Just because A doesn’t mean B AだからといってBというわけではない
- not so much A as/but B AというよりむしろB
- not only A but also B AだけでなくBも
- not A but B AでなくB
Just because A doesn’t mean B
Just because you can doesn’t mean you should.
できるからといって、そうすべきというわけではありません
Just because you haven’t found something doesn’t mean it didn’t exist.
何かが見つからなかったからといって、それが存在しなかったというわけではありません
not so much A as/but B
not so much が「それほどでもない」の慣用句です
as や but と一緒によく使われています
(not so much)
Not so much these days.
最近はそれほどではありません
I play the piano, but not so much the guitar.
ピアノは弾きますが、ギターはそれほどではありません
(not so much A as/but B)
That’s not so much a timing task but a memory task.
それはタイミングの問題というよりも、記憶の問題です
It made this place not so much rose red as bright green.
そのおかげで、この場所はバラの赤というよりは明るい緑になりました
not so much A なので、Aの控えめな否定です
それに but, as が続きます
・but(違う):A ではなくB
・as(同程度):A というよりは B
not only A but (also) B
I’m sure it’d bring a smile to not only my face, but everyone else.
きっと私だけでなく、みんな笑顔になれると思います
I think you will find benefits, not only in language learning, but in life in general.
語学学習だけでなく、生活全般にメリットがあると思います
We’re all created not only just to survive but to be happy and to make others happy.
私たちは皆、ただ生き残るためだけでなく、幸せになり、他の人を幸せにするために生まれてきました
この例文のように also はよく省略されます
日本語で「だけでなく」と聞くと、その後の内容が想像できます
同じように not only が聞こえると but が続くだろうと感じます
not A but B
We have no choice but to do so.
そうするしかありません
What I knew it that I had no choice but to be positive.
分かっていたのは、前向きになるしかないということ
It happened twice, not once but twice.
それは二度起きました、一度ではなく二度も
We don’t wanna moan and say that life isn’t fair, but clearly life isn’t fair.
人生は不公平だと嘆きたくないが、明らかに人生は不公平だ
no choice のような日本語表現にないものは特別です
それ以外は言葉通りで「AではなくBである」になります
② can’t での逆説的な表現
- can’t wait to do 待ちきれない
- can’t help doing せずにいられない
- can’t help but do せずにいられない
- can’t do too しすぎることはない
- can’t do enough やりたりない
can’t wait to do
I can’t wait to see it.
見るのが待ちきれません
We can’t wait to see what you accomplish next.
皆さんが次に何を達成するか楽しみです
I can hardly wait to hear what he has to say.
彼が何を言うのか聞くのが待ちきれません
not ではなく hardly も使えます
can’t help doing, can’t help but do
(can’t help doing)
I can’t help loving you.
愛さずにはいられない
They can’t help telling stories.
彼らは物語を語らずにはいられないのです
(can’t help but do)
They can’t help but give a surprised second glance.
彼らは驚きのあまり、思わず二度見してしまう
You can’t help but get better at whatever it is you seek to do.
自分がやりたいことは何であれ、上達せずにはいられません
(気になる例文)
You can’t help getting older.
年を重ねるのは仕方のないことだ
You can’t help but feel uncomfortable.
きっと居心地悪く感じるはずです
They can’t help but see what you want them to see?
彼らはあなたが見てほしいものを見ずにはいられないのですか?
「必ずそうなってしまう」ので、日本語らしい表現では「せずにいられない」にならないこともあります
疑問文での例文も見つけたので紹介しておきました
(番外編:懐かしい歌)
I can’t stop loving you.
愛さずにはいられない
I can’t help falling in love.
好きにならずにいられない
(比較)
I can’t help you.
助けることができません
I can’t help but love.
愛さずにはいられません
I can’t help loving you.
愛さずにはいられません
help に(代)名詞が続くと普通に「できない」になります
can’t do too, can’t do enough
(can’t do too)
You can’t be too careful.
油断は禁物、用心に越したことはない
Children can’t be taught too early.
子供の教育は早すぎることはない
You can’t be too mad at her.
彼女にあまり怒ってはいけない
too は「しすぎる」なので否定の意味があります
なので can’t too は2重否定で肯定になります
「注意しすぎることができない」→「用心に越したことはない」
でも、「怒りすぎてはいけない」→「あまり怒ってはいけない」
can’t do too は「しすぎることができない」と「しすぎてはいけない」の両方の意味で使えます
簡単なことを失敗したとき逆説的に「これは失敗するよね」ということがあります
日本語での逆説的な表現は、冗談や皮肉でよく使われます
英語での逆説的な表現は、皮肉ではなく強調や丁寧な表現としてよく使われます
その影響もあり can’t は特に逆説的な表現として使われることが多い印象があります
(can’t do enough)
I can’t get enough of it.
全然飽きない
I can’t stress that enough.
それをいくら強調しても足りません
(参考:感謝の言葉)
I can’t thank you enough.
感謝してもしきれません
Thanks a million.
本当にありがとう(日常会話)
Thank you so much.
どうもありがとう
I really appreciate that.
本当に感謝しています(ビジネス向き)
I’d really like to thank you.
本当に感謝したいと思います
感謝の言葉は使う頻度が多いので、覚えておいて損はないです
③ no +比較級
- no longer もう~ではない
- no more もう~はない
- no more than A Aより少ない
- no 比較級 than A Aより~ではない
no longer, no more
(比較)これ以上(長い時間)は待てない
I can no longer wait.
I can‘t wait any longer.
no longer = not any longer です
not any longer のほうが分かりやすいですね
・How far :2地点間の距離を尋ねる
・How long:時間・期間の長さを尋ねる
通常 far は距離の遠さに使います
long は物体の長さのイメージが強いですが、時間の長さでも使います
no longer は時間で「これ以上長い時間はない(否定の意味も含む)」のイメージです
(no longer)
That’s no longer needed,
それはもう必要ありません
They’re no longer hot, but just warm.
もう暑いのではなく、ただ温かいだけです
You’re no longer sure whether you really want to do it or not.
本当にやりたいかどうかもわからなくなります
(no more)
We have no more time.
もう時間がありません
It’s no more about going out.
もう外出する必要はありません
There’s no more money to do that.
それをするお金はもうない
No more. Thank you.
以上です。 ありがとう
No, no more chances, I’m sorry.
いえ、もうチャンスはありません、ごめんなさい
They could eat no more.
彼らはそれ以上食べることができませんでした
no longer の場所は一般に助動詞の後&動詞の前(副詞の位置)です
それに対して no more は副詞の位置だけでなく、動詞の後や名詞の前(形容詞の位置)もあります
no more than A, no 比較級 than A
(no more than A)
It takes no more than 15 minutes.
所要時間は 15 分もかかりません
I think I spoke no more than five words.
5単語も話せなかったと思います
具体的な比較対象があれば than を使い than five words(5単語もない)のようになります
(no 比較級 than A)
It is no bigger than two meters.
大きさは2メートルもありません
We’re no bigger than we were a few years ago.
私たちは数年前よりも大きくなっていません
Each character has no less than five apiece!
各キャラクターには少なくとも 5 つあります
The first trips are scheduled for no later than 2026.
最初の旅行は遅くとも 2026 年までに予定されています
「no 比較級 than A」は A が区切でそれより上か下かを伝えています
than の後は名詞だけでなく、SVのある文も使えます(前置詞にも、接続詞にもなるということです)
(参考)
They’re really no different than me.
彼らは本当に私と何ら変わりません
比較級は than より上か下かのイメージですが、比較級にしなければ than と同レベルになります
④ not+接続詞、前置詞
- not long before A Aまでそれほど長くない
- not until A Aまでしてない
- anything but A 決してAではない
- nothing but A Aにすぎない
- not without A/doing Aなしではできない
- have nothing to do with A Aとは関係ない
not long before, not until
(not long before)
It wasn’t long before I was doing planning.
計画を立てるまでにそれほど時間はかかりませんでした
It won’t be long before you’re reminded of why you’re here.
自分がここにいる理由を思い出すまで、そう長くはかからないでしょう
That was introduced not too long before the story was written.
それは物語が書かれる少し前に導入されました
(参考:long before, long after)
The earth has been here long before us and will be long after.
地球は私たちのずっと前から存在し、これからもずっと存在するでしょう
not long before :少し前、そう長くはかからない
long before:ずっと前から
long after:これからずっと
(not until)
I didn’t speak English until I was five.
私は5歳になるまで英語を話せませんでした
It wasn’t until 31 years old that he was a billionaire.
彼が億万長者になったのは31歳のときだった
It isn’t until the very end that it gives all these outcomes.
これらすべての結果が得られるのは最後までわかりません
it not until that にすると、始めた時期を強調できます
強調構文と呼ばれる形です
anything but, nothing but
anything but
(比較)
That wasn’t normal.
それは普通ではありませんでした
That was anything but normal.
それは決して普通ではありませんでした
比較すると anything but で否定を強調していることが分かります
直訳:「それは普通以外の何かだった」
(anything but)
It was anything but plain sailing.
それは決して順風満帆とは言えなかった
The material world is anything but an illusion.
物質世界は決して幻想ではありません
一般的には any は否定文で使いますが、肯定文で使うと「決してAではない」の意味で否定を強調します
nothing but
(比較)
It was just one simple fact.
それはただ一つの単純な事実だった
It was nothing but one simple fact.
それは一つの単純な事実に過ぎなかった
nothing but も強調していることが伝わります
直訳:「それは一つの単純な事実以外に何もなかった」:noを使った否定文です
(nothing but)
I could do nothing but listen to people.
私は人の話を聞くことしかできませんでした
She is doing this with nothing but her thoughts.
彼女は自分の考えだけでこれをやっています
多くの例文を見ると、日本語での長々とした解説を読むよりはるかに印象に残る気がしませんか?
not without, nothing with
(not without)
I couldn’t do without our own car.
車なしではやっていけませんでした
I really don’t do anything without data.
データがなければ何もできません
We won’t get there without doing some things.
何かをしなければそこには到達できません
We will never be better without you.
あなたなしでは私たちは決して良くなりません
I never went a day without seeing my children.
私は子供たちに会わない日はありませんでした
いくつかの文法書で never without doing(~すると必ず~する)と説明されています
最後の例文を「毎日必ず子供たちに会う」と和訳してもいいですが、普通に「子供たちに会わない日はない」でも違和感はありません
(nothing with)
It has nothing to do with me.
私には何も関係ありません
It has nothing to do with you.
あなたとは何の関係もありません
It has absolutely nothing to do with money.
お金とは全く関係がありません
I had nothing to do with the best decision of my life.
人生最良の決断とは何の関係もありませんでした
(参考)
It’s got nothing to do with me.
私には何も関係ありません
We want nothing to do with you.
私たちはあなたとは何の関わりも持ちたくないのです
have nothing to do with はまとめて「何の関係もない」の慣用句として覚えるのがよさそうです
参考として載せた例文のように多少の変形もあります
⑤ 修辞疑問
- Who knows? 誰が知っているの?/知らない
- Why not? なぜNoなの?/もちろんYesでしょ
- Can’t you see? 分からないの?/分かるでしょ
- その他
修辞疑問
修辞疑問(rhetorical question)は cambridge dictionary では答えを期待しない質問と説明されています
日本語であまり使わない方法で、質問にして逆説的に反対の意味を伝えます
Who says?
誰が言うの?(誰も言わない)
Who cares?
誰が気にするの?(誰も気にしない)
Who knows?
誰が知っているの?(誰も知らない)
Who doesn’t like cash, right?
現金が嫌いな人はいないでしょう?(現金はみんな好き)
Why not?
なぜ No なの?(もちろん Yes でしょ)
How can I do that?
私はどうすればできるの?(私にはできない)
What does it matter?
それは何か問題あるの?(問題なんてないさ)
Can’t you see?
見て分からないの?(見れば分かるでしょ)
Are you kidding?
冗談を言っているの?(そんなわけない)
Don’t you think you deserve a break?
あなたには息抜きが必要だと思いませんか?(息抜きが必要です)
これらは言葉通りの質問になることもあります
でも、多くの場合は質問にして言葉とは逆の意味を伝えています
英語ではこのように逆説的で和訳のような意味で話すのは普通です
これは英語の文化なので、日本語とは違う表現方法に慣れないと戸惑います
その他の否定表現一覧と例文
主に、否定語の not や no がないもので、和訳では否定の意味の「ない」が付くものです
単語の意味で否定を表現しています
① 動詞
fail to
できない、しない(失敗する)
never fail to do
必ずする(私失敗しないので)
remain to
していない(残る)
② 形容詞、副詞+from
far from
決して~でない(離れている)
be free from
それがない(解放されている)
③ 形容詞、副詞+to do
the last A to do
Aは最もしそうにない(最後にそれをする)
have yet to do
まだ~していない
too ~ to do
~すぎて~できない(するのに~しすぎている)
④ 前置詞
beyond
~でない(越えている)
beside
外れている(そば、隣)
out of
~でない(それの外)
動詞(fail to, remain to)
(fail to)
This will fail to work.
これは機能しません
I never fail to learn something new.
私は何か新しいことを学ぶのを欠かしません
This is what most of us just fail to realize.
これは私たちのほとんどが気づいていないことです
never fail to は「失敗しない」と二重否定になるので肯定の意味になります
(remain to)
That will remain to be seen.
それはまだわかりません
There are some questions that remain to be answered.
まだ答えられていない疑問がいくつかあります
・動作に失敗する(fail to work)=機能しない
・答えるのが残る(remain to answer)=答えられていない
これらも日本語にはない使い方ですね
形容詞、副詞+from(far from, free from)
(比較)
It was very, very far from home.
家からは、とてもとても遠かったです
That was not too far from the time.
それはそれほど遠くない時期でした
It’s very far from design right now.
今のところデザインとはほど遠いです
具体的な場所は言葉通りの「遠い」ですが、抽象的な内容は「ほど遠い」のように否定の意味になります
(far from)
He was far from alone in this.
これに関して彼は一人ではありませんでした
This epidemic is far from over.
この流行はまだ終わっていません
In this case, that’s far from the truth.
今回の場合、それは真実とはほど遠い
(free from)
They deserve to live lives free from fear.
彼らは恐怖のない生活を送る権利があります
Nobody could ever suggest paragliding is free from danger.
パラグライダーに危険がないとは誰も言えません
free from は「それがない」の意味で使われることはありますが、かなり限られた状況だけのようです
free の「束縛するものがない」のイメージで、いやなことから解放されるような内容が多くありました
具体的には、例文の恐怖や危険、そのほかには支配や病気、汚染物質などからの解放です
YouGlishでの使用頻度は3900件程度で、100件ぐらい確認しましたが日常会話で使っている雰囲気はあまりありませんでした
形容詞、副詞+to do(the last A to do, have yet to, 他)
(the last A to do)
I would be the last person to say that.
私はそんなことは言わないだろう
He’s the last person I’d trust with my keys.
彼には鍵を預けない
The last thing I wanted was to make you unhappy.
君を不幸にしたくなかったんだ
The last thing you should do if you’re feeling sleepy is drive.
眠いときに一番やってはいけないのは車の運転です
the last person(最後の人)を一番しない人の意味で使っています
The last thing(最後のもの)も同様で一番しないことに使っています
(have yet to)
It has yet to be found.
それはまだ見つかっていません
I have yet to read any of his books.
私はまだ彼の本を一冊も読んでいません
Most of the people have yet to see a live.
まだライブを見たことがない人がほとんどです
(be still to)
That is still to be decided.
それはまだ決定されていません
The deciding factors are still to be found.
決定的な要因はまだ見つかっていない
The best is still to come.
最高のものはまだこれからです
You are still to be a responsible adult and take care of your children.
あなたは責任ある大人として子供たちの世話をしなければなりません
be still to は「まだされていない」ですが、「これからそうなる」の気持ちが入っています
(too to)
Two hours is too long to wait.
2時間は待つには長すぎます
That is too small for us to see.
小さすぎて私たちには見えません
The water was too cold to swim in.
水は泳ぐには冷たすぎました
There is just too much to pick from.
選ぶには多すぎます
限度を超えるとできなくなることを伝えています
前置詞(beyond, beside, out of)
(beyond)
The fire had spread out beyond control.
火は制御不能に広がりました
What’s happening is beyond our understanding.
何が起こっているのかは私たちの理解を超えています
(beside)
That’s beside the point.
それは問題外です
be beside the point で「的を得てない、関係ない」の意味になる慣用句です
(out of)
I was completely out of control.
完全に制御不能になってしまいました
I’ll be out of money by the end of the year exactly.
ちょうど年末までにお金がなくなってしまいます
「越えている、外」などの前置詞は、特定の単語との組み合わせで否定の意味になることがあります
おわりに
英語の否定文は、日本語では言わない表現が多数あります
これは慣れるしかないので、多くの例文を見て一つひとつ覚える必要があります
否定文自体はそれほど難しい使い方はありません
でも、相手の言葉を正しく理解するのは意外と苦労します
自分で使うためには英語らしい表現を覚えてないとできません
例文を見て、こんな使い方もあるのかと知ったときが新しい知識を得るチャンスです
このブログの内容が少しでも皆さんの理解と知識の助けになることを期待します