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英語の未来形 will, be going to 違いと使い分けを例文で比較

英語の未来形

英語の未来形は次の2つです
・will
・be going to

大きな違いは次の通りです
・ will :しようと思う気持ち
・ be going to :しようと考え始めている状態

どちらも未来について話すときに使いますが少し違いますね
では、未来形の使い方について詳しく見ていきましょう

目次

will と be going to の概要

will と be going to のイメージ

最初にイメージの違いを比べてみます

willbe going to (be gonna)
modal auxiliary *進行形
気持ち
始まっている
(決めた所が起点)
強い意志はある
必ずやるとは限らない
予定通り進める
やり遂げる
今決めた既に決めている
根拠なし根拠あり
主観的客観的
丁寧で形式ばった感じ
公式の場では多く使われる
気軽な感じ
口語では多く使われる

* modal auxiliary:気持ちを表す助動詞

I’ll, won’t, gonna 口語では短縮形を使うのが普通です

これらのイメージに従って使い分けると自然な表現になります

未来形の使い分け概要

予定は未来形または進行形で表現します
準備状況で次の3つを使い分けています

  • 候補  will
  • 準備前 be going to
  • 準備中 be doing

予定変更もあるため、実際の会話では使い分けは曖昧です
一連の会話の中で、同じ予定なのに3つを混在して使っていることもあります

  • 来週旅行に行きます(be doing)
  • 出発は月曜の予定です(be going to)
  • 帰りは金曜日かな(will)

日本語でもこんな感じで混在して使っていますね
行きます(決定)
予定です(準備中の予定)
かな(変更があるかも)

また、雑談なのか仕事などの正式な会話なのかでも変わります

  • 雑談 気軽なイメージの be going to が多い
  • 公式 丁寧で形式的な will が多い

ネイティブの先生が、迷ったら be going to と言っていました
willとbe going to は大体同じだから、あまり気にしなくても大丈夫だそうです

この後の例文で言葉とイメージを組み合わせて説明します
言葉だけでは分かりずらいので、例文を見みてより理解が深まることを期待します

will と be going to の使い分け(例文)

次のような状況を想定し例文と解説をまとめました

①話しているときの判断
②今からすること
③先のイベント(予定)
④将来の職業
⑤仕事(業務)
⑥予想、予測
⑦依頼、質問、申し出、約束、合意など
⑧拒否、断る
⑨未来の事実
➉推量

多くの人が未来形の使い方について説明しています
基本的にはネイティブが個別に説明しているものを集めました
具体的な状況を多く網羅したので全体像がイメージしやすくなっていると思います

①話しているときの判断

I’m going to the supermarket. Do you need anything?

スーパーに行ってくる、何かいる?

Can you get me two Mango Puddings with Cream?

マンゴープリンのクリームのせを2つ買ってきて

Sure. I’ll get some for you.

いいよ、買ってくる

Let’s go for a drive.

ドライブしよう

That sounds great. I’ll get the car.

いいね、車を取ってくる

Someone needs to take the dog for the walk.

誰か犬の散歩が必要だな

I’ll do it.

僕が行ってくるよ

会話中に決めたことは will が自然です
今の気持ち、やり始める前の状態です

②今からすること

スーパーに行く

①I’m gonna head to the supermarket.

ちょっとスーパーに行ってくる

②I’ll go to the supermarket.

スーパーに行きます(絶対に行く)

be gonna(be going to)が自然で、今から始める感じになります
②will を使うとストレートで強い意志を感じます

散歩に行く

①I’m gonna for a walk now.

ちょっと散歩に行ってくる

②So I’ll see you in about 20 minutes.

20分ぐらいで戻ると思う

③I’ll go for a walk now.

今から散歩に行きます

①I’m gonna… は自然な感じです
③I’ll go… は「これからすること」ではなく「強い意志」を感じます
そのため will を使うと丁寧で堅苦しい感じなってしまいます

②I’ll see you… は予想なのでwill(気持ち)ですね

ショッピング

(店員)

I’ll grab the 8 for you.

(サイズ)8を取ってきますよ

I’m Lisa. I’ll be right back.

私はリサ。すぐに戻ってきますね

店員はwillを多く使っていました
丁寧なイメージです

(客)

Hi. I’m going to get these.

これをください

I’m gonna think about it.

ちょっと考えます

①I’ll think about it

考えておきましょう

①客がこの状況で will を使うと、丁寧すぎで強い意志のイメージがあり上から目線のように感じます

I think I’m going to look around a little bit more.

もう少し見て回ろうと思います

これからすることは I think で始まることも多くあります

レストラン、ファーストフード、商店など

Are you ready to order?

注文の準備はできましたか?

We’ll start with beer.

とりあえずビールで

What do you recommend?

おすすめは何ですか?

Chocolate croissants.

チョコクロワッサンだね

Okay, I’ll get that.

じゃあ、それをお願いします

メニューを見ながらとかおすすめを聞いたときは、その場で決めているので will が合います

Can I get a sandwich.

サンドイッチを1つ下さい

I’ll get a sandwich.

サンドイッチにしようかな

I’m going to get a sandwich.

サンドイッチにしようかな

I think I’m gonna get a caesar salad.

シーザーサラダにしようかな

ファーストフードなどで自分で選んで決めるときは Can I get がよく使われます
今決めて購入の行動が始まるので will や be going to を使っても不自然ではないです

頑張る

I’ll do my best!

ベストを尽くします!

I’ll give it all I’ve got.

頑張ります

I’m going to give it everything I’ve got.

頑張り続けます

I’ll は頑張るという今の気持ちです
I’m going to は今の頑張りを続ける感じです

その他

I’m gonna eat.

食べるね

I’m gonna go grab a snack somewhere.

どこかで軽食を食べたいと思います

I’m a little hungry. I think I’ll have something to eat.

ちょっとお腹が空いた。何か食べようかな

We’re going to sit here.

ここに座りましょう

I wonder what it’s gonna be like.

どんな感じになるのかな

自分が今から始めることは、be gonna(be going to) がよく使われています
今から始めることは進行形(be doing)も使いますが、今回調べた中ではあまり見かけませんでした
進行形についてはこちらにまとめています

③先のイベント(予定)

今夜の予定

①What will you do tonight?

今夜は何をしますか?

②What are you going to do tonight?

今夜は何をするつもり

③What are you doing tonight?

今夜は何をするの

①②③とも使えますが、口語では ①will はほとんど使われていません

④I’m gonna study English tonight.

英語の勉強をするつもり

I’ll study English tonight.

英語の勉強をしようかな

④予定があると be gonna ですね
⑤Will だと今考えた感じになります

もう少し先の予定

What are you doing for the long holiday?

連休は何をするの?

返事は聞かれたタイミングで言葉が変わります
日本語でも大体同じです

聞かれたタイミング別の返事は次のようになります

(会話中に考えた)

Well, I’ll take a trip somewhere.

うーん、旅行しようかな

(後日)

I’m gonna take a trip.

旅行するつもり

(場所とメンバーを決めて宿を予約)

I’m taking a trip.

旅行の予定です

(当日)

I’m taking a trip.

旅行です

未来形(be going to) が進行形(be doing) に変わるのは予定表に書くあたりです
ただし、実際の会話では少しの気持ちの違いで言葉を選んでいます

実際の会話はこんな感じで、同じ旅行なのに混在して使われています

I’m leaving for the US next week.

来週アメリカに行く

I’m gonna leave for the US this month.

今月出発の予定で

And I’ll be back next month.

来月には帰るよ

④将来の職業

Well, what do you wanna do in life?

将来何がしたいの?

(子供)

I’ll become a doctor!

絶対にお医者さんになりたい

②I want to become a doctor.

お医者さんになりたい

③I’m going to become a doctor.

お医者さんになるつもり

④I’ll become a doctor.

お医者さんになるでしょう

遠い将来の話
①will は強い意志を感じます(言い方も語気を強める)
③be going to は ②want to(なりたい)の意味で使えます
将来の見込みとして④will を使うと不自然に感じます

(医大生)

①I’ll be a doctor after I graduate.

卒業したら医者になります

②I’m going to be a doctor!

医者になります

近い将来の話
①will は将来の見込みを話している感じです
卒業後などの条件と一緒に使い、このまま進めば医者になるという感じです
②be going to は医者を目指して頑張っている感じです

補足

will は結果までは言及していないイメージです
be going to は結果まで到達するイメージです

⑤仕事(業務)

I’m going to finish the project tonight.

今夜プロジェクトを終わらせる予定です

I will finish the project tonight.

今夜プロジェクトを終わらせます

be going to はその結果までやり切るイメージです
Will は強い意志ですが結果がでるまでやり切るとは言っていません
でも、仕事では途中でやめる選択肢はないので強い意志でやり切る気持ちが伝わります

The meeting will start at 9 a.m. sharp.

会議は午前9時ちょうどに始まります

The meeting is at 9 tomorrow.

会議は明日の9時です

仕事などの公式な状況では丁寧な will が使われます
明確に決まっているときは現在形になることもあります

⑥予想、予測

根拠がない

I’ll miss you.

寂しくなるかも

I’m gonna miss you so much.

寂しくなりそう

It will rain.

雨が降るかも

It’s gonna rain.

雨が降りそう

単なる予想はどちらも使えます

I’m sure she’ll love it.

彼女はきっと気に入ってくれる

I think she’ll get into a good university.

彼女は一流の大学に入ると思う

この例のように will を使った予測は、次のようなフレーズと一緒に使われることがよくあります

  • I think
  • I’m sure
  • I wonder
  • maybe

たぶんはこれ以外にもいくつかあります

補足

予測で I hope を使うときは現在形が普通です(GIU)
実現して欲しい気持ちの表れかもしれません
I hope everything gets better from here. (これからは全てがうまく行きますように!)

根拠がある

Oh my goodness! That dog is going to get ran over.

ああ!あの犬、車に引かれちゃう!

①Hmm it is overcast it’s going to rain soon.

あの雲を見ると雨が降りそうだ

②Look at those black clouds! It will rain.

あの雲を見ると雨が降るかな

①根拠があって予想するときは be going to を使います
結果に向かっているイメージです
②will は和訳のような感じになります。少し変ですね

予想したことが起きなかった

I thought it was going to rain, but it didn’t.

雨が降ると思ったけど降らなかった

be going to を過去形にすると実際には起きなかったことを表現できます

⑦依頼、質問、申し出、約束、合意など

これらのことは相手に対する話し手の気持ちです
そして相手の返事しだいで行動が始まるイメージです
そのため will を使います

依頼

Will you help me?

手伝ってくれますか?

Will you marry me?

結婚してくれませんか?

Will you tell me how to get to the school?

学校までの道を教えてくれますか?

質問

Will you be home tomorrow?

明日家にいるの?

Happy Valentine’s Day! Will you receive chocolate today?

バレンタインデーだね、チョコレートもらった?

申し出

Let’s go to the movies tonight. I’ll pick you up at 6.

今夜は映画を観に行こう 6時に迎えに来るよ

We’ll be back to chat with you.

またおしゃべりに来ますね

I’ll be here.

待ってるよ

約束、合意

I’ll call you when I get home.

家に帰ったら電話するよ

I will always be your best friend.

私はいつもあなたの親友だからね

I’ll never forget meeting you.

あなたとの出会いは忘れられない

forget doing したことを忘れる

①forget + doing の言い方はあまり使われていないそうです
Youglish で調べると、ほとんどがこの例のような否定文で使われていました

⑧拒否、断る

①I won’t play this game.

このゲームはしません

②I’m not going to play this game.

このゲームをするのはやめておこう

①will の否定だと、このゲームはしない感じです(しないという気持ち)
②be going to の否定だと、今はやめておく感じです(行動をしない)
拒否のときは will ですが一時的だと be going to も使うようです

The car won’t start.

車が動かない

⑨未来の事実

未来に必ず起きることは will を使います
現在形を使うこともあります

The daylight hours will be shorter day by day from today.

今日から日が短かくなります

This road will be closed for two weeks.

この道路は2週間閉鎖されます

The shop opens at 10:00 in the morning.

その店は朝10時に開店します

➉推量

Don’t phone Rena now. she’ll be busy.

玲奈に電話しないで。忙しそうだから

未来形の will ですが、推量の場合は現在の気持ちを話しています

will と be going to 状況別のイメージまとめ

例文のイメージをまとめたものです

①話しているときの判断

will今決めたこと
be going to
      
事前に考えていたこと
              

②今からすること

will今決めたこと
強い意志があるもの
するか迷っているもの
be going to
      
決めてその場で始めるもの
自分が今始めること
              

口語では be going to (be gonna)がよく使われます
自分の行動に will を使うと丁寧で堅苦しい感じになります

③先のイベント(予定)

will今決めたこと
する候補
be going toするつもり
準備を始める前
be doing準備している
今やっている
do変更がない予定
was going to
      
するつもりだった
できなかった
              

④将来の職業

(遠い未来)

will絶対になる
強い意志
want to
be going to
      
なりたい
なりたいの意味で will は不自然
              

(近い未来)

willこのまま進めばなる
する意志がある
be going to
      
なるために進んでいる
              

⑤仕事(業務)

will強い意志がある
(しないという選択肢はない)
丁寧で公式な感じ
be going to
      
予定通り進めている
気軽な表現で業務には不向き
              

⑥予想、予測

(根拠なし)

will自分の経験や気持ちでの予想
be going to
      
根拠がなくても使える
              

(根拠あり)

be going to
      
結果に向かって進んでいる
根拠があるとき will は不自然
              

⑦依頼、質問、申し出、約束、合意など

will
      
話し手の意志や考えていること
始まっているものではない
              

⑧拒否、断る

will話し手のしたくない気持ち
be going to
      
行動をしない
              

⑨未来の事実

will必ず起きること
do
      
いつものことなら現在形もある
              

➉推量

will
      
未来形だが内容は現在のこと
              

おわりに

will は気持ちです
be going to は始めようとする状態です

ネイティブは意味を考えて使い分けているのではありません
みんなの使い方を聞いて、まねをして語感で使っています
母国語の日本語でも同じようなことをしていますよね

意味を考えるだけではどちらか選べない状況も多くあります
意味を考えながら使い方を覚えるより、使っている感情を考えながら覚えることをおすすめします


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