日本語でも同じですが、名詞を修飾するものが形容詞です
使い方も似ています
I had a good meal.
おいしい食事でした
The meals were good.
食事はおいしかった
おいしい食事とも言えるし、食事はおいしかったとも言えます
話の内容で、より自然な表現ができるようになるといいですね
どんな形容詞があるか、どんな使い方をするかを見ていきましょう
このブログの内容と例文で参考にしたものはこちらです
できる限りネイティブが発信しているものをベースにしています
<文法書、辞書>
English Grammar in Use (GIU)
Cambridge English Dictionary(Cambridge)
ロングマン現代英英辞典
新英和中辞典:研究社(辞書)
<英語学習サイト&Video>
BBC Learning English (BBC)
EnglishClass101 (EC101)
English with Lucy
mmmEnglish
gymglish
engVid
YouGlish
<その他>
ネイティブのYoutuberなど
真・英文法大全(関正生 著)
一億人の英文法(大西泰斗 著)
実践ロイヤル英文法(綿貫陽 著)
日本人の英語(マーク・ピーターセン著)
記載内容の信頼性のために、情報源の名称や略称などを記述している所があります
(注)当ブログ内の記事で参考にしているものです。1つの記事で全てを見ているわけではありせん
形容詞の語形
一般の形容詞には特定の形式はありません
次のようなものです
happy
:嬉しい
sad
:悲しい
light
:明るい
green
:緑の
quick
:早い
busy
:忙しい
large
:大きい
young
:若い
日本語の形容詞は「い」で終わります
英語は一般的にそのような特徴はありません
ただし、一部の語尾は形容詞に典型的なものがあります
幸運にも同じ接尾語の形容詞は似たようなニュアンスになります
語尾のイメージと形容詞の意味を合わせて理解すると覚えやすくなります
形容詞の語形(接尾語)
- able ~できる
be able to のイメージです - ful 満ちている
full(満たされた)のイメージです - ive, ative ~の性質
active(活発な)などのイメージです - ic 〜的な
dramatic(劇的な)などのイメージです - ish 〜っぽい
boyish(男子っぽい)などのイメージです - like 〜のような
like(ような)のイメージです - less 〜がない
否定のイメージです - その他
al, ous, y などその他の接尾語もあります - (参考)接頭語 in-, im-, non-, un- など
これらの接頭語で個々の単語の意味が否定になるものがあります
able
reliable
:信頼できる
enjoyable
:楽しい
respectable
:尊敬すべき
comfortable
:快適な
ful
beautiful
:美しい
wonderful
:素晴らしい
helpful
:役立つ
careful
:注意深い
ive
active
:活発な
effective
:効果的な
creative
:創造的な
talkative
:おしゃべりな
ic
basic
:基本的な
fantastic
:素晴らしい
dramatic
:劇的な
academic
:学問の
ish
boyish
:男の子っぽい
stylish
:おしゃれな
selfish
:わがままな
reddish
:赤っぽい
like, less
childlike
:子供のような
cloudlike
:雲のような
endless
:終わりのない
careless
:不注意な
その他
social
:社会の
emotional
:感情的な
continuous
:絶え間ない
industrious
:勤勉な
sunny
:晴れた
funny
:面白い
接頭語 :in-, im-, non-, un- 有無
credible
:信頼できる
incredible
:信じられない
possible
:可能な
impossible
:不可能な
moral
:道徳的な
nonmoral
:道徳に無関係の
happy
:幸せな
unhappy
:不幸せな
このほかに、動詞の現在分詞、過去分詞が形容詞化したものがあります
現在分詞、過去分詞
running
:走っている
abvnced
:高度な
working
:機能している
failed
:失敗した
現在分詞、過去分詞:人の感情
interesting
:おもしろい
interested
:興味がある
exciting
:わくわくさせる
excited
:わくわくしている
boring
:退屈な
bored
:退屈している
shocking
:衝撃的な
shocked
:衝撃を受けた
現在分詞、過去分詞からの形容詞
動詞から形容詞化したものの中で、人の感情に関連するものは使い方を間違える人がたくさんいます
I’m exciting!
✕:ワクワクしている
私はワクワクさせる人
I’m boring.
✕:退屈だ
私は退屈させる人
日本人はよく間違えるので気をつけましょう
This is exciting.
これはワクワクします
Every festival is exciting.
どのお祭りも刺激的です
I’m excited to tell you that.
それをお伝えできるのが楽しみです
exciting は every festival のようなワクワクさせるものが主語になります
私がワクワクするのは、外部からワクワクさせられる(excited)イメージです
人の感情に関するの形容詞は基本的にこの使い方になります
形容詞の順番
形容詞が名詞を前から修飾する場合、複数個になることもあります
その順番もある程度決まっています
文法ではなく、あくまでも慣用的な順番です
慣用的とはいえ、ほとんどの人は順番を守っています
- 主観 lovely, beautiful :素敵な、美しい
- 大きさ・古さ
大きさ big, small, tall :大きい、小さい、高い
古さ old, youthful :古い、若々しい - 形・色
形 round, square :丸い、四角い
色 blue, red, pink :青、赤、ピンク - 出所・素材
出所 Japanese, French:日本製、フランス製
素材 wooden, plastic :木製、プラスチック製 - 目的 cleaning, cooking:掃除用、料理用
一般に、話し手の主観が最初です
そのあとに事実が続き、名詞との関係が浅い順にするのが原則です
大きさや古さ:大きい小さい、長い短い、古い新しいなどは少し主観がありそうです
形や色:丸や四角、赤青黄色などです
出所や素材:日本やアメリカなどのどこでできたか、素材は何かなどです
目的:掃除用とか料理用などです
Cambridge Dictionary では、形→古さ の順と説明されています
YouGlish での使用頻度は、How to pronounce
”old round” in English (12 out of 12):
”round old” in English (3 out of 3):
件数が少なすぎますが、古さ→形 の順が多いですね
形容詞は多くても3つぐらいまでが普通です
それ以上にもできますが、ネイティブは長いと感じるようです
名詞は一般に冠詞や数詞のような限定詞から始まります
複数の形容詞を使ったときの順番と合わせて見てみましょう
(例)
a tall young man(大きさ、古さ)
背の高い若い男
an old American song(古さ、出所)
古いアメリカの歌
a small black plastic bag(大きさ、色、素材)
小さな黒いビニール袋
a Japanese cooking style(出所、目的)
日本の料理スタイル
my blue and green cotton shirt(色、素材)
青と緑の綿のシャツ
red, blue, and green fibers(複数の色)
赤、青、緑の繊維
複数の色を使っている場合は、red, blue, and green のようにカンマと and でつなぎます
限定詞の多くは、冠詞、数詞、所有格代名詞などが1つですが複数になることもあります
all the family
家族全員
all five countries
5か国すべて
every day
毎日
every two day
2日ごと(2日に1回)
every other day
1日おき(2日に1回)
the first two days
最初の2日
the next few weeks
次の数週間
the last ten minutes
最後の10分
the last three remaining sofas.
残り3つのソファー
複数になった場合、all や every は先頭にきます
first, next, last は数字より前にきます
限定用法と叙述用法
最初に書いたように修飾の仕方には2種類あります
- 限定用法:名詞を直接修飾
- 叙述用法:文の中で動詞の補語として後ろから修飾
叙述用法
叙述用法を先に説明しておきます
これは動詞の補語になります
第2文型(SVC)、第5文型(SVOC)の補語(C)に形容詞を使ったものです
SVC
These flowers are so wonderful.
これらの花はとても素晴らしい
SVOC
Money doesn’t always make us happy.
お金は必ずしも私たちを幸せにしてくれない
SVC:複数の形容詞
Her English is natural, confident, and fluent.
彼女の英語は自然で自信に満ち、流暢です
複数の形容詞を続けるときはカンマで区切り、最後は and で知らせます
and の前のカンマはなくてもOKです
and の前のカンマはイギリス英語では入れない、アメリカ英語では入れる傾向があります
限定用法
限定用法は名詞を直接修飾するものです
多くは名詞の前に形容詞があります
限られた状況で名詞を後から修飾する形容詞があります
限定用法:前から修飾
名詞を直接修飾する多くの形容詞は前にあります
ここまでに紹介した次のようなものです
(例)
a tall young man
背の高い若い男
all five countries
5か国すべて
限定用法:後ろから修飾
いくつか後ろから修飾するものがあります
不定代名詞(somethingなど)を修飾
Let’s go somewhere different.
どこか違うところへ行きましょう
There’s nowhere nice to go for a walk here.
ここには散歩に行くのに最適な場所はありません
If you do something nice for somebody else you just feel good yourself.
ほかの誰かのために何か良いことをすると、自分自身も気分が良くなります
形容詞句になっているもの
Who is the person responsible for security?
セキュリティの責任者は誰ですか?
We have a boat ready to leave in an hour.
1時間以内に出発する船の準備ができています
測定可能なもの
:年齢、早い、遅い
I’m 28 years old.
私は28歳です
Earth is around 4.6 billion years old.
地球の年齢は約46億年です
We’re half an hour early!
30分早いです!
We arrived ten minutes late.
10分遅れて到着しました
:高さ、長さ、幅、深さ、厚さ
The height of Mount Everest is around 8,848 metres high.
エベレストの高さは約8,848メートルです
It’s a gigantic crack in the surface of Mars 4000 km long, 200 km wide, and 7 km deep.
これは火星の表面にできた長さ4000km、幅200km、深さ7kmの巨大な亀裂です
The walls are two metres thick.
壁の厚さは2メートルある
:人、高さが変わるもの(生物など)
He is six feet two inches tall.
彼の身長は6フィート2インチです
The plants were two metres tall.
植物の高さは2メートルでした
(参考)
A “skyscraper” being defined as a building over 100 metres high.
「超高層ビル」とは、高さ100メートルを超える建物を指します
Cambridge Dictionary では人、建物、成長するものには tall それ以外は high を使うと書いています
一方、YouGlish で使用例を見ると、人は tall ですが生物は tall が多く建物は high が多い印象でした
(比較)
I’m a tall man.
私は背が高い男です
I’m six feet tall.
身長は6フィートです
It took a long time.
長い時間がかかりました
The lake is 21 km long.
湖の長さは21kmです
これら old, tall, long, deep などの形容詞は、名詞の前か後かで意味が少し変わります
tall が前だと「背が高い」ですが、後ろでは「高さ」です
long も同じで、前だと「長い」ですが後ろだと「長さ」になります
後ろから名詞を直接修飾するのはこのほかにもあるので、実際の会話や文章で気にしながら見てみましょう
限定用法と叙述用法で相性のいい形容詞
多くの形容詞は限定用法と叙述用法で同じように使えます
(比較)
I have a busy week ahead of me.
忙しい一週間が待っている
I’m busy this week.
今週は忙しい
(比較)
I have a large car.
私は大きな車を持っている
My car is large enough.
私の車は十分大きい
一部の形容詞でそうでないものがあります
- 限定用法でよく使うもの(前から修飾)
- 叙述用法でよく使うもの(後ろから修飾)
- 限定用法と叙述用法で意味が違うもの
もちろん例外はありますが、その傾向を知っていれば不自然な使い方を減らせます
①限定用法でよく使われる形容詞(前から修飾)
名詞を限定するいくつかの形容詞
some
:いくつかの
only
:ただ一つの
main
:主の
very
:まさに
これらは名詞を限定する意味なので限定用法で使います
比較の意味がある形容詞
former
:前者、元
latter
:後者、後半
inner
:内側の
outer
:外側の
用途が決まっているもの
indoor
:屋内の
outdoor
:屋外の
daily
:毎日の
weekly
:毎週の
分類の形容詞
atomic
:原子の
nuclear
:核の
chemical
:化学の
medical
:医学の
digital
:デジタルの
general
:一般の
maximum
:最大の
minimum
:最小の
economic
:経済の
academic
:学問の
scientific
:科学の
educational
:教育の
legal
:法律の
illegal
:違法な
(比較)
The country’s economic reform.
この国の経済改革
The process isn’t economic.
この工程は経済的じゃない
分類の形容詞は限定用法でよく使います
叙述用法で使うこともありますが、別の意味になることがあります
②叙述用法でよく使われる形容詞(後ろから修飾)
a で始まる形容詞は叙述用法、または制限用法の中で名詞を後ろから修飾するときに使います
a で始まる形容詞
afraid
:恐れている
alike
:似ている
alive
:生きている
alone
:ひとりで
ashamed
:恥ずかしい
asleep
:眠っている
awake
:起きている
aware
:気づいている
名詞を前から修飾する制限用法では、同じ意味になる別の形容詞を使います
(例)
afraid: frightened 恐ろしい
alike: similar 似ている
alive: living 生きている
asleep: sleeping 眠っている
(比較)alike, similar
We all looked alike.
私たちは皆同じように見えました
Everybody’s getting richer, rich and poor alike.
金持ちもそうでない人も同様に、誰もがより裕福になっています
We see a similar story in other countries too.
同様の話は他の国でも見られます
They’re similar, but they’re not exactly alike.
似ていますが、完全に同じようなものではありません
alike は動詞の補語か、名詞を後ろから修飾します
alike は名詞の前には使わないので a similar story のように同じ意味の similar を使います
ちなみに similar は叙述用法でも使えます
最後の例で similar と alike を使い分けていますが、同じ言葉を続けたくない気持ちは日本語も英語も同様です
健康や気分を伝える形容詞は、主に叙述用法で使います
健康や気分を伝える形容詞
ill
:不健康な
fine
:いい
well
:良い
unwell
:良くない
glad
:嬉しい
sorry
:残念な
sure
:確かな
upset
:動揺して
(例)
I’m fine.
いいです
I’m glad to be here.
ここに来られて嬉しいです
They were ill a short time ago.
彼らは少し前に病気になった
(限定用法)
a terminally ill patient
末期患者
an upset stomach
胃のむかつき
使用頻度は少ないですが、限定用法で使うものもあります
限定用法で使うと少し意味が変ります
③限定用法と叙述用法で意味が違うもの
限定用法で強調する形容詞
absolute
:完全な/絶対の
complete
:完全な/完成した
perfect
:完全な/完璧な
pure
:純粋な/きれいな
real
:本当の/現実の
true
:本物の/現実の
(例)
I felt like a complete fool.
私は完全に愚か者のように感じました
That’s an absolute lie.
それは全くの嘘です
She has always been a true friend to me.
彼女はいつも私にとって本当の友達です
(比較)
This is your absolute last chance.
これが本当に最後のチャンスです
What I mean is that time is absolute.
私が言いたいのは、時間は絶対だということだ
(比較)
Listen to real English conversations.
本物の英会話を聞きましょう
The dream is real when you’re in it.
あなたがその中にいるとき、夢は現実になります
When we work in a real job, we’re already pros in that job.
実際の仕事に取り組んでいるとき、私たちはすでにその仕事のプロです
これらの形容詞を強調の意味で使うのは限定用法のみです
その他の意味で使うときは叙述用法で使ったり限定用法で使ったりするものもあります
限定用法で、現在/未来などの時間や順序の形容詞
present
:現在の/出席して
future
:未来の
early
:初期の/早い
late
:最近の/遅い
(比較)
This novel is set in the present day.
この小説は現代を舞台にしています
Everything that needed to be present was present.
存在する必要があるものはすべて存在していました
(比較)
We’ll execute late Fall or early Spring.
晩秋か初春に実行する予定です
We decide whether it is late or early.
遅いか早いかは私たちが決めます
A late bloomer is somebody who develops later on in life.
遅咲きとは、人生の後半で成長する人のことです
これらの形容詞を時間や順序の意味で使うのは限定用法のみです
その他の意味で使うときは叙述用法で使ったり限定用法で使ったりするものもあります
ここで説明したように、形容詞の一部は使い方が限定されるものがあります
また、heavy traffic のようにコロケーションと呼ばれる相性の良い組み合わせもあります
それらは個別に覚えるしかありませんが、形容詞によって使い方に制限があることを知っておくことは重要です
形容詞を使った文の形式
叙述用法の形容詞に続く形式
叙述用法では、形容詞に続くいくつかのパターンがあります
不定詞、動名詞、that節、wh節などです
不定詞
You’re free to leave at any time you want.
いつでも自由に出発できます
動名詞
He was busy doing his homework.
彼は宿題をするのに忙しかった
that節
He became worried (that) she might fall down.
彼は彼女が倒れるのではないかと心配になった
wh節
I’m not certain why people are acting that way.
なぜ人々がそのように行動するのかはわかりません
これらの中には、主語を仮の主語(it)にして言い換えられるものもあります
(比較)不定詞、動名詞
The fireworks were amazing to watch.
花火は見るのが素晴らしかった
It was amazing to watch the fireworks.
花火を見るのは素晴らしかった
It was amazing watching the fireworks.
花火を見たのは素晴らしかった
不定詞は形式的で、一般的に見ることが素晴らしいといっている感じです
動名詞にすると、実際に見ていた瞬間が素晴らしかったと伝えている感じです
どの表現にするかは、話している状況や話し手の意識で使い分けることになります
itが主語:that節、wh節
It was odd that she left so suddenly.
彼女が突然去ったのは奇妙だった
It’s not clear why he did it.
彼がなぜそうしたのかは不明だ
形容詞と後ろの形は相性があります
よく使う形をいくつか紹介します
be+形容詞のよくある形
初対面のあいさつ
It’s nice to meet you.
会えて良かった
It’s great to meet you.
お会いできて良かったです
I’m happy to meet you.
会えてうれしいです
I’m delighted to meet you.
お目にかかれてとてもうれしく思います
形容詞によって人を主語にするものとしないものがあります
nice, great は主観的な判断なので It’s です
happy, delighted は気持ちなので I’m です
It’s nice
It’s nice は不定詞が一番多いですが、動名詞、that節、wh節もあります
Good morning it’s nice seeing you this morning.
おはよう、今朝は会えてよかったです
I think it’s nice that we can share an English film.
英語の映画を共有できるのは良いことだと思います
It’s nice what you’ve done.
あなたがやったことは素晴らしいことです
It’s nice when a hotel has an indoor pool.
ホテルに屋内プールがあると嬉しいです
It’s nice seeing you は別れるときのイメージがありますが、会ったときに使っても不自然ではありません
I’m happy
I’m happy は不定詞か that節が多く使われています
I’m happy to say that today.
今日はそう言ってもらえて嬉しいです
I’m happy I did it.(thatの省略)
やってよかった
I’m happy that you’ve come.
来てくれてうれしい
I’m happy with what I have.
私は自分が持っているものに満足しています
that節では thatが省略されることも多く、他には with, for も使われていますが動名詞が続くことはほとんどありません
I’m afraid
I’m afraid は不定詞か that節が多く使われています
Don’t be afraid to get started.
始めることを恐れないでください
I was afraid of other people’s opinions.
他人の意見が怖かったのです
I’m afraid that someone is going to steal my idea.
誰かが私のアイデアを盗もうとしているのではないかと心配しています
You were afraid of what people would think?
人にどう思われるか怖かったんですか?
You don’t need to be afraid of making mistakes.
間違いを恐れる必要はありません
be afraid of が一つの形になっていて、動名詞やwh節はその後に続きます
形容詞によって of を使うかどうかが決まります
He is sure to come back.
彼はきっと戻ってくる
He is sure of winning the race.
彼はレースに勝つと確信している
to come back は形容詞を修飾しているので、「帰ってくるのは確かだ」です
of があると名詞句になるので、形容詞が名詞句を修飾し「勝つことを確信している」になります
afraid も sure も that節は of が省略されていて名詞節になり、それを形容詞が修飾する意味になります
多くは of ですが of 以外の前置詞が続く形容詞もあります
形容詞+前置詞になるものはこちらです
実践ロイヤル英文法に載っているものを紹介します
afraid (of)(恐れて)
aware (of)(気づいて)
careful (of)(気をつけて)
certain (of)(確信して)
confident (of)(確信して)
conscious (of)(気づいて)
convinced (of)(確信して)
desirous (of)(望んで)
eager (for)(熱望して)
fearful (of)(恐れて)
hopeful (of)(期待して)
ignorant (of)(知らないで)
keen (on)(夢中で)
proud (of)(誇りに思って)
sure (of)(確信して)
出典:実践ロイヤル英文法
It’s natural
It’s natural は不定詞が多く、意味上の主語を示す for や that節も使われています
It’s natural.
それは自然なことです
It’s natural content.
それは自然な内容です
It’s natural to feel unsure what to do next.
次に何をするかわからないのは当然のことです
It’s natural that we just want what we want.
欲しいものだけを求めるのは当然のことです
It’s natural for you to desire to be loved and accepted.
愛され受け入れられたいと願うのは自然なことです
一般に、it’s+形容詞は「(for人) to do」や「that節」が続くことが多いです
でも、natural content のように content を修飾していることもあります
It’s necessary
It’s necessary も不定詞が多く、national と同様に意味上の主語を示す for や that節も使われています
It’s necessary のthat節は仮定法現在と呼ばれる形ですが、最近は直説法でも使われます
It’s necessary.
それは必要です
It’s necessary for your survival.
それはあなたが生きていくために必要です
It’s necessary for you to do that.
あなたがそうすることが必要なのです
It’s necessary to say something.
何かを言う必要がある
It’s necessary that it be designed in this way.
このように設計する必要がある
It’s necessary that you have goals, that you write them down.
目標を持ち、それを書き留めることが必要です
形容詞単独や、forが意味上の主語でなかったり、複数のthat節になることもあります
be+形容詞について
be+形容詞の主語が人や物、あるいは仮主語のitになるのは形容詞の意味によって決まります
また、be+形容詞の後に不定詞や動名詞、that節、wh節が続くのはよくある形です
形容詞の意味によって相性がいい組合せがあります
これは、他動詞の目的語が不定詞や動名詞、that節のどれになるか決まっているのと似ています
使い分けを覚える時に、形容詞の意味が人の感情なのか、いい悪いの評価なのか、可能性や確実性、あるいは意見や要望なのかなどを考えるといいかもしれません
おわりに
形容詞は難しくはないですが、個々の形容詞で相性のいい使い方があります
それぞれ覚えないといけませんが、自分に合った覚え方が一番です
このブログの内容が少しでも役に立つことを期待します
ここでは触れていませんが比較変化は形容詞の重要な表現方法の一つです
別途まとめる予定なので、楽しみにお待ちください