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冠詞のルール一覧!英語の可算名詞とは(a theの使い分け)

英語の冠詞 可算名詞と不可算名詞

次の日本語の状況をイメージしてください

・ピザを食べた
・ピザ1枚を食べた
・ピザ2切れ
・ピザ2枚

それぞれ違うものを想像していると思います
では次の英語はどうでしょうか?

・I ate pizza.
・I ate a pizza.
・A couple of pizza.
・A couple of pizzas.

冠詞を理解していれば、考えなくても日本語と同じイメージが出てくると思います

無意識に同じイメージが思い浮かぶ人は、この記事を読む必要はないかもしれません

目次

冠詞の例文一覧

まずは、冠詞の例文をご覧ください

  • 冠詞一つでこんなに意味が違うの!?
  • 冠詞はこんな使い方ができるの!?

意外と知らないことがあります
けっこう楽しめます

不定冠詞(a)

たくさんある中の一つ

I have a cat.

猫を飼っています

I bought a book.

本を買いました

I want to be a YouTuber.

ユーチューバー(の一人)になりたい


a の有無

I had an apple yesterday.

昨日リンゴ(1個)を丸かじりしたよ

I had one apple yesterday.

昨日リンゴを一個だけ食べました

I had apple yesterday.

昨日(切った)リンゴを食べました

a があると木になっている1個のリンゴの形のイメージです
a なしだと、皮をむいたり切ったりしているイメージです

Chop an onion into pieces.

玉ねぎ一個(全て)をみじん切りにする


a のあとに続けて切り出す①(物質名詞)

There is a cake on the table.

テーブルにケーキを置いているよ

There is a pizza in the fridge.

冷蔵庫に1枚のピザがあるよ

ホールケーキなど、商品でなじみがある形のものは a だけで切り出せます
ただし、切ったケーキやピザだと a なしです(不可算名詞の物質名詞として扱う)


a のあとに続けて切り出す②(抽象名詞)

We had a break.

ひと休みした

I took a nap.

昼寝をした

I had a cold.

風邪をひいた

I had a fever.

がでた

I go for a walk every day.

毎日散歩します

ひと休みでは、休み始めて休み終わるまでの始め終わりが明確になります
このように、始め終わりがあるものは切り出せます

Let’s call it a day.

丸一日と呼ぼう
日本語らしく言うと「今日はここまで」

a day は今日の始めと終わりがある状態、今日することが終わったイメージです


a のあとに続けて切り出す③(固有名詞)

I have a Sony, and I am very happy with it.

ソニー(製品)を持っていて満足している

「ソニーを持っている」は日本語でも言いますね


物質名詞を分離して切り出す

I have a glass of milk.

コップ1杯の牛乳を飲んでいます

I have a bottle of water.

ボトル1本の水を飲んでいます

I have a cup of latte.

カップ1杯のラテを飲んでいます

I have a carton of milk.

牛乳1パックを飲んでいます

I have two blocks of butter.

ふたかたまりのバターを持っています

Add a teaspoon of sugar.

小さじ1杯の砂糖を加える

Add three tablespoons of sugar.

大さじ3杯の砂糖を加える

物質名詞は a glass of などで切り出せます

I had a piece of pizza.

一切れのピザを食べました

I had some pieces of pizza.

数切れのピザを食べました

I had a couple of pizza.

2,3切れのピザを食べました

We had a couple of pizzas.

2,3のピザを食べました

数切れは、pieces が複数になります
pizzas を複数にすると、元の丸い形のピザが複数あるイメージになります


a piece of wood

木片、一つの木材

a piece of cheese

一かけらのチーズ

a piece of fruit

一つの果物

a piece of news

一つのニュース

a piece of information

一つの情報

物質名詞以外の集合名詞や抽象名詞も分離して切り出せます


形容詞で限定

It was a full moon.

満月でした(月に1回一晩かぎり)

You come back after a heavy rain.

土砂降り(降っている期間)のあと帰ってくる

That was such a good dinner.

とても良い夕食でした(ある一回の食事)

形容詞を付けると、始まりと終わりが明確になる部分を切り出せることもあります

It’s a nice day today.

今日はいい

It’s nice weather today.

今日はいい天気

形容詞で必ず切り出せる訳ではありません
day は可算名詞なので a がありますが、wather は可算名詞にならないのでありません

Do you have enough experience?

十分な経験はありますか?

I had a wonderful experience there.

そこで素晴らしい経験をした

十分な経験では始めと終わりを明確にできません
素晴らしい経験は、特定の経験をイメージしています


特定の状況にする

She sang a song of lost love.

彼女は失恋の歌を歌った

He sang a song of a lost love (with her).

彼は(彼女との)失恋の歌を歌った

lost love に a を付けて、ある一つの(彼女との)失恋として切り出しています


その他

Birds of a feather flock together.

類は友を呼ぶ(同じ羽の鳥は一か所に群れる)

Two of a trade seldom agree.

商売敵は仲が悪い(同じ商売の人はめったに意見が一致しない)

7 days a week.

7日です(年中無休)

I sleep for 8 hours a day.

1日8時間寝ます

featherは多くある羽の中の1種類、week は毎週の意味になります
week や day は一つの種類の羽と同じように、全て同じ週や日のイメージと思われます

定冠詞(the)

特定できる

I have a cat. The cat is cute.

猫を飼っています。その猫はかわいい

(その場の状況で分かる)

Please shut the door.

ドアを閉めてください


相手も知っている

Please tell me where a station is.

(多くある中のどこかの)駅の場所を教えて

Can you tell me the way to the station?

駅への道順を教えてもらえますか

Could you tell me the way to the station?

駅への道順を教えてもらうことができますか

I’m sorry to bother you, but could you tell me the way to the station?

お手数をおかけしますが、駅への道順を教えてもらうことができますか?

the だと、あなたも知っている駅なので最寄り駅をイメージします

丁寧な表現について

よく使いそうなので丁寧な表現もサービスで載せます
where だと「場所はどこ」と直接的な表現です(使用頻度は減少しています)
the way of「道順は」は間接的な表現になり少し丁寧になります
can は知っていることを前提で聞いている感じ(できる)
would だと知っていればの気持ちが入ります(できたら)
日本語でもそうですが、「お手数をかけます」でより丁寧な表現になります

話の中で特定できる

The car over there is mine.

あそこにある車が私の車です

He sat down in the chair closest to the door.

ドアに一番近い椅子に座った

どの車か、どのイスかが話の中で分かります


the の有無

Do you have the time?

時間わかる?

Do you have  time?

時間ある?

the time :あなたも知っているその時間、今の時間を聞いています

He has a child.

彼は子供がいます

He has an only child.

彼は一人っ子がいます

He has the child.

彼は一人だけ子供がいます

a(an)も the も子供は一人です
a だと単に子供がいる、the だと一人だけと強調しているイメージです

the は特別なもので一つに決まるものです
2人子供がいて the child だと、どちらの子供を指しているか決められないので間違った表現になります


特別なもの

The sun is a star.

太陽は恒星の一つだ

Our apartment is on the five floor.

私たちのマンションは5階にあります

the sun:あの特別な恒星
the five floor :1階でも2階でもない5階(他の階と区別している)


一つに決まるのも

It’s the same temperature.

同じ温度です

The Amazon is the longest river in the world.

アマゾン川は世界で一番長い川だ

He is the second tallest boy in his class.

彼はクラスで二番目に背の高い男子です

It’s like the last scene in a movie.

映画のラストシーンのようです


私が特別だと思っているもの

I have to go to the bank.

銀行に行かないといけない

That’s the one I want.

それはまさに私が欲しいものです

You are the one!

まさにあなたがその一人です

銀行は口座があるなどで特別だと思っている場所
まさにと思うぐらい特別だと思っている


the で特別のモノにする

He was known to say, “God loves the poor and helps the rich.”

「神は貧乏人を愛し、金持ちを助ける」というのが彼の口癖だった

形容詞に the を付けてthe rich(裕福な人々)や the poor(貧しい人々)のように「人々」を表現できます
神(God)は唯一の存在なので冠詞は付けません


その他

They sell them by the kilo here.

ここではキロ単位で売っています

無冠詞

複数形

I ate oranges.

ミカンを食べました

I like dogs, not cats.

猫ではなくて犬が好き

She ate strawberries too much.

彼女はイチゴを食べすぎた


不可算名詞

I like bread.

パンが好き

I need to drink water.

水が飲みたい

I need a drink of water.

水の飲み物が必要だ

water に a はありませんが、動詞の drink は a で切り出せます


固有名詞

She lived in America.

彼女はアメリカに住んでいました

She lives in England now.

今はイギリスに住んでいます


行為をイメージするもの

I had breakfast.

朝食を食べた

I will go by car.

車で行くつもり

I’m going to bed now.

寝よう

具体的な車やベットではなく交通手段や寝る行為をイメージしています


その他

I go to school by bus.

バスで通学しています

This is the school I went to.

これが私の通っていた学校です

通学している学校は冠詞なしです
通学ではないときは冠詞が必要です
by bus は交通手段をイメージしているので冠詞なしです

冠詞を理解するための心構え

日本語にはない冠詞についての説明です

多くの日本人は名詞に付けるものと考えています
英語の冠詞は名詞に付けるものではありません
次にくる名詞がとういうものかを示すものです
そこには一定のルールがあります

日本語とは違う発想をしています
名詞の前に次のことを考えています

  1. 特定できるものか?
  2. 数や所有者が限定できるか?
  3. 数えらる一般のものか?
  4. その他(複数、抽象的、固有名詞など)

そして冠詞で「名詞はこんなものですよ」と言ってから名詞を続けます

  1. 特定できれば定冠詞 (the)
  2. 限定できれば限定詞 (some, myなど)
  3. 一般的なもので一つのときは不定冠詞 (a)
  4. 一つでない、数えられないときは無冠詞

日本語で、あの(もの)、ある一つの(もの)、(それ以外)と近いですね
・あの(もの)   :the
・ある一つの(もの):a
・(それ以外)   :無冠詞

日本人はハイコンテクスト文化なので、話をするときは無意識にその場の空気を読んで話します
空気を読むので、言っていない言葉を補って理解します
そのため全てを言わなくても、冠詞に相当するものがなくても文脈で理解できます

英語ネイティブは、無意識に可算(単数/複数)か不可算か特別のものかを考えて名詞を思い浮かべるそうです
冠詞を聞くことによって名詞の状態を理解します

無意識に考えるのは無理だから、慣れるまでは常に意識する必要がありそうです

冠詞が必要な名詞の見分け方(基本)

まず基本として、形があるものの見分け方です
fish と food を例に見分け方を考えてみましょう

I have a fish.

私は魚を飼っています

I have food.

私は食べ物があります

なぜ、fish は a があるのに、Food にはないのか?

fish は可算名詞で、food は不可算名詞だからです
いや、知りたいのはそこじゃないですよね

知りたいのは可算名詞不可算名詞見分け方です

fish と food

 このシルエットを見ると魚だと答えます

 これはリンゴですね
 これはケーキですね

fruit, food は不可算名詞です
「果物だと答えるシルエット」は思いつきますか、一つに決まりますか?
「食べ物と答えるシルエット」は思いつきますか、一つに決まりますか?

多くの人が同じシルエットを思い浮かべるものが可算名詞で a のイメージです
同じシルエットが思い浮かばないものが不可算名詞で無冠詞になります

不定冠詞(a)があることで、可算名詞は一つの形を持ったものになります
無冠詞だと可算名詞(fish)でも形を思い浮かべません
そのため fish だと元の形ではない料理したものを思い浮かべます

なんと、見分け方は見た目です!!

抽象名詞などの形がないものも、これに準じた扱いです
a break :ひと休み
ひと休みの始めから終わりまでを一つの形と考えています

椅子

 chair 一人用で背もたれのある椅子
 sofa ひじ掛けと背もたれのある長椅子
 stool ひじ掛けと背もたれのない腰掛け

見た目だから形の違うものは呼び名が違います
どこまでを同じと見なしているんでしょうね?
曖昧ですが、常識の範囲でとしか言いようがない気がします

時計

⌚ watch 携帯用の小型時計
 clock 掛け時計・置き時計などで、携帯用でないもの

smart watch について

smart watch は腕時計の形をしてるから watch です
smart watch と smartwatch の両方が使われています
YouGlish, google ngram 両方とも smartwatch が多く使われていました

形があるものはこれが基本です
肉や木材などの一般に物質名詞と呼ばれるものは別の見分け方が必要です
経験や眺めのような抽象名詞と呼ばれるものも別の見分け方が必要です
それらの見分け方は、後ほど個別に説明します

冠詞の意味

意味

冠詞によって何が言いたいか分かります

スクロールできます
I have a cat.「ある一匹の」猫多くの中の一つ
The cat is cute.「その」猫特定できる
I like cats.猫「たち」複数、全体
I like water.水(そのもの)数えられない他

これが基本です
全ての名詞がどれかに分類されます
a, the, 無冠詞が複数の意味を持つのは必然です

冠詞で伝わること

冠詞と名詞(単数、復数)の組み合わせだけで次のことが分かります

He is a boyfriend.

何人かいる中のある一人

I have boyfriends.

複数人いる

He is the boyfriend.

一人だけ

There are the boyfriends.

複数人いて彼らがすべて

a boyfriend

🧑🧑🧑・・・(この中の一人)

boyfriends

🧑🧑🧑・・・(この中の数人)

the boyfriend

🧑 特定の一人

the boyfriends

🧑🧑🧑 数人(全員)

a か the だけでボーイフレンドが一人か複数いるかが伝わってしまいます

He is a boyfriend.

彼はボーイフレンドの一人です

He is the boyfriend.

私の彼氏です

What does “boyfriend” mean?

ボーイフレンドとはどういう意味ですか?

boyfriend は男の友人ですが、特定の人(彼氏)の意味でよく使われます

冠詞がないと、「ボーイフレンドというもの」の意味になり、実体のある人のイメージがなくなります

He is boyfriend.

彼はボーイフレンドというものです

この無冠詞の言い方は変ですね
何が言いたいのかよくわからなくなります

補足

I have boyfriends.
複数形だと冠詞がなくても大丈夫です
s だけで形があって数えられることが伝わります
冠詞の a と同様に複数形の s は重要な意味があるので、明確に発音されています
(a や s の有無でリズムが変わります、オーバーラッピングをするときっと気付きます)
He is my boyfriend.
冠詞ではなく my のような限定詞でも大丈夫です
「私の」といえば、一人の男の人であることがイメージできます

ネイティブでも子供は無冠詞から始まります
発音がネイティブ並みになった人の会話で冠詞が抜けると、子供のようなイメージを与えてしまいます

参考

英語学習者の中ではよく知られている「日本人の英語」マーク・ピーターセン著 の中に次のような説明があります
(抜粋)
In April, I introduced the coach of my tennis club to an ex-wife of my brother, and by June the two were already married. (4月に、私のテニス・クラブのコーチを、弟の離婚した妻に紹介したが、6月になったら、二人はもう結婚していた。)
the coach” と “an ex-wife” という表現の冠詞(the, an)で分かることは二つある。一つは、私のテニス・クラブには、コーチが一人しかいないということである。もう一つは、弟は少なくとも二回は離婚しているということである。その逆、つまり “a coach” と “the ex-wife” だったら、コーチは複数、弟の離婚は一回だけということになる。英語のどのセンテンスのどの名詞をみても、この「数意識」がみられる。

冠詞の使い方

多くの人は、英語の冠詞は名詞に付けるものだと思っています
見方を変えてみましょう
冠詞は、次にくる名詞がどんなものかを示すものです

ネイティブは冠詞を決めてから名詞を考えています
話す言葉の順番に考えるということです

  • the
    その、あの、特別な
  • (限定詞)
    この、私の、いくつかのなど
  • a
    ある一つの、たくさんある中の一つ
  • 無冠詞
    複数、状態、数えられない、固有名詞

あとに続く名詞の形(単数、複数、不可算)

the可算名詞(単)可算名詞(複)不可算名詞
限定詞可算名詞(単)可算名詞(複)不可算名詞
a可算名詞(単)
無冠詞可算名詞(複)不可算名詞

特別なものであれば定冠詞(the)にします。
(別の限定詞になることもあります)
特別でないとき、不定冠詞(a)と無冠詞のどちらかに分かれます

限定詞

限定詞(my, this, oneなど)は、ここでは説明しないので概要だけ紹介します
my とか this はその物の存在が明らかになるので、冠詞の意味を含んでいます
one とか many, much などの数詞は数えられるかどうかを示すので、不定冠詞の意味を含んでいます
ちなみに冠詞も限定詞の一つです(数えられるか、特別なものかを限定しています)

話す言葉を考える順番

名詞の前に冠詞(限定詞)を考えましょう

私は見た あの

I saw the

私は見た 数個の

I saw some

私は見た ある一つの

I saw a

私は見た

I saw

そのあとが名詞です

スクロールできます
amazing view素敵な眺め私が眺めているもの:期間や場所に限りがある
amazing scenery素敵な風景目の前に広がるもの:区切りがない

I saw the amazing scenery on my trip.

旅行先で素晴らしい景色を見た

I saw an amazing view.

素晴らしい眺めだった

I saw amazing scenery.

素晴らしい景色を見た

名詞の前に考えていること

the

the は特別なものを考えています
特別になる状況をまとめました

①相手も知っているものは特別です

・既に話に出たもの

I have a cat. The cat is cute.

・話している状況で相手も分かるもの

Please shut the door.

・話の中で特定できるもの

The car over there is mine.

②一つに決まるのもは特別なものです

・一般的に知られているもの

The sun is a star.

・同じとか一番とか最後など

It’s the same temperature.

③話し手が特別だと思うもの

・口座があるなどで特別のもの

I have to go to the bank.

・特別扱いしたいもの

That’s the one I want.

④the に形容詞を続けて特別なものになるものがあります  the rich など

具体的なものは最初に書いている定冠詞(the)の例文で確認できます
(例文はこちら


(参考)限定詞

(参考)some は複数のものを考えています
・複数のもの
(参考)冠詞以外の限定詞:my, thisなど
・存在が明確なもの


a

a は一つの物、区切のあるものを考えています

・一つのもの

I like an apple.

・区切のあるもの

I have a glass of milk.

・始めと終わりがあるもの

We had a break.

具体的なものは不定冠詞(a)の例文で確認できます
(例文はこちら

このあとでもう少し詳しく説明します


無冠詞

不定冠詞(a)にも定冠詞(the)にもならないものです

①複数形

I like dogs, not cats.

②不可算名詞

・切り出してないもの

I need to drink water.

・始めと終わりが明確でないもの

I like summer.

③固有名詞

She lived in America.

(注)固有名詞は唯一に決まるため無冠詞でも大丈夫になります

④行為をイメージするもの

I had breakfast.

⑤自分の条件で唯一になるもの

I go to school by bus.

具体的なものは無冠詞の例文で確認できます
(例文はこちら

可算名詞として扱うものの見分け方

冠詞を先に考えるといっても、それができる前提が必要です

名詞を可算名詞として扱うものを見分ける必要があります

ネイティブは言葉を話し始めるのと同時に意識し始めます
日本語で「てにをは」を使い分けるのと同じぐらいの感覚です

ここでいう可算名詞とは、単語そのものの話ではありません
名詞を使うときに可算名詞と判断するもののことです

形のあるものは比較的簡単です
決まった形のないものは、いくつかの切り出し方があります
それぞれどのように考えているかを見てみます

形があるもので不定冠詞(a)を使うもの

一般名詞で数えられる状態とはどんなものでしょうか?

不定冠詞(a)でイメージする形があります
元の形がそのまま残っているものです

動物や植物では生きているもの、またはそのままの形のものです
作られたものは、元の形のまま残っている状態です

🐓 ニワトリの場合、このままの形が a chicken です
🍗 切り分けられてこのような形になると chicken になります

🎂 ホールケーキの場合、このままの形が a cake です
🍰 切り分けられてこのような形になると cake になります
ケーキを落として潰れていても cake になります

不定冠詞の a は元の形がそのまま残っているときにのみ使います

不可算名詞を可算名詞にするもの(a)

①不定冠詞(a)のあとに不可算名詞を続けて切り出すことができます

・a cake 商品などで具体的な形になる
・a coffee 液体でも、商品だと量が決まり具体的な形になる
・a nap 抽象名詞でも、昼寝だと始まりと終わりが明確になる

②グラスに入れたり、全体の中から一つを取り出したりして切り出せます

a glass of water コップ一杯の水
a piece of news 一つのニュース

③形容詞で限定されます

・a heavy rain 土砂降りだと始まりと終わりが明確になる

④特定の状況にすると切り出せます

・a lost love with her 彼女との失恋になると始まりと終わりができ一つのものになる

考え方

①のように形や量、または始めと終わりが明確になると可算名詞として扱います
②のように a xxx of の形は不可算名詞を切り出す一般的なものです
③④のように始めと終わりが明確になれば可算名詞として扱います

可算名詞を不可算名詞として扱うもの(無冠詞)

一般的に可算名詞になるものも、不可算名詞として使われることがあります

I watch TV a lot.

よくテレビをみます

食事は無冠詞です

I had breakfast.

朝食を食べました

Let’s have lunch.

お昼にしよう

we enjoyed dinner tonight.

今夜は夕食を楽しみました

通信手段や交通手段は無冠詞です

I will message you by text.

テキストでメッセージします

I will contact you by phone.

お電話でご連絡いたします

I will contact you by Messenger.

メッセンジャーで連絡します

I came by bike.

自転車で来ました

I will go by car.

車で行きます

I will go by subway.

地下鉄で行きます

I go to school by bus.

バスで通学しています

行為をイメージするものは無冠詞です

I’m going to bed now.

寝よう

I didn’t go to work yesterday.

昨日は仕事に行かなかった

Please write your name in pen.

ペン字でお名前をお書きください

Please write your name with a pen.

名前をペンで書いてください

with だと冠詞があります

home は特別扱いです

I’m going home.

家に帰ります

I’m going there.

そこに行きます

(余談)

この場合の home は there と同じ副詞なんですね
この使い方が一般的になったから、文法のつじつまを合わせるために home は副詞にもなるとしたのでしょう(たぶん???)

この感覚は難しいですね
具体的なものではなく行為をイメージしているものと思われます

可算/不可算の判断と冠詞の使い分けの例

学校に行く

冠詞は単語別に使い分けるものではありません
状況によって冠詞を使い分けます

無冠詞、定冠詞、不定冠詞、無冠詞(複数形)の使い分けの例文です

My son goes to school.

息子は学校に通っています

Today I am going to the school my son attends.

今日は私は息子の通っている学校に行きます

I am a journalist.

私はジャーナリストです

Today I am going to a school for an interview.

今日は取材である学校に行きます

I often go to schools for interviews these days.

最近は取材でいくつかの学校に行きます

使い分けにはルールがあります
丸暗記より、なぜその冠詞なのかを理解しながら覚えるのが効果的です

ルールは一言で言えるほど単純ではないので、少しずつ理解するしかありません
この記事で少しでも理解が深まることを期待します

好きなものは何ですか?

What do you like?

猫が好き、ミカンが好き、チーズが好き、と言ってみましょう

I like cats.
I like oranges.
I like cheese.

猫とミカンは複数形にしていますか?
チーズは単数形にしていますか?

基本的には、可算名詞は複数形不可算名詞は単数形のままにします
いくつか例を見てみましょう

可算名詞

I like dogs.

犬が好き

I like cows.

牛が好き

不可算名詞(物質名詞)

I like milk.

牛乳が好き

I like beef.

牛肉が好き

単復同形

I like fish.

魚が好き

可算名詞(そのまま食べる)

I like grapes.

ブドウが好き

I like bananas.

バナナが好き

I like biscuits.

ビスケットが好き

不可算名詞(切って食べる)

I like pizza.

ピザが好き

I like melon.

メロンが好き

I like pineapple.

パイナップルが好き

不可算名詞(物質名詞)

I like juice.

ジュースが好き

I like coffee.

コーヒーが好き

日本人の解説はこの原則に沿ったものがほとんどです
ネイティブはもう一歩踏み込んでいます

そのまま食べる vs 切って食べる

ケーキが好き
I like cake.
I like cakes.

ケーキは不可算名詞で単数形が一般的です
小さくて1個単位で食べるショートケーキのようなものをイメージすると複数形になります

リンゴが好き
I like apples.
I like apple.

リンゴは可算名詞で複数形が一般的です
そのまま丸かじりするイメージになります
皮をむき切って食べることをイメージすると不可算名詞の扱いで単数形にすることもあります
スイカ(I like watermelon.)と同じイメージです

食べ物では、状況により話し手の意識が変わります
そのまま食べるか切って食べるか、どちらをイメージするかで可算名詞か不可算名詞かを使い分けているようです

原則は可算名詞だと複数形、不可算名詞だと単数形です
そうしなければ誤りと思い込まないようにしましょう
車のハンドルに遊びがあるように、話し言葉にも遊びがあると思えば自然な会話になります

ネイティブが分かりやすく説明している記事がありました

コーヒーの注文の仕方

コーヒーを注文するとき、どれを使いますか?

  1. Can I have some coffee?
  2. Can I have a coffee?
  3. Can I have two coffees?
  4. Can I have two cups of coffee?

液体のコーヒーなので a coffee は間違いと思う人もいるでしょう
でも、商品になっているコーヒーだと②で大丈夫なんですよね
一杯のコーヒーは出し方や量が決まっているので、区切のあるものになります
③のように two coffees と複数にすることもできます
もちろん④ two cups of coffee でも大丈夫です

①の some coffee だと、自宅や友達の家でコーヒーが欲しいと言っている感じです
量も決まってないしサーバーのまま持ってきて自分でカップに注ぐかもしれません
a coffee は、自宅だと区切が明確でないので不自然になります

一般的に不可算名詞であっても、状況によって可算名詞にして扱うことがあります

商品になっているなどで量が決まり区切があるものは可算名詞として扱います
これを理屈で覚えるのは限界があります
冠詞を意識して実例を見たり聞いたり話したりして慣れるのが、きっと一番有効です

こちらもネイティブが分かりやすく説明している記事がありました

詳細な解釈

いろいろなパターンがあり、冠詞の使い分けを一言では説明できません
個別の例を見て少しずつイメージを固めるしかないと思います
いくつかの例で冠詞についての解釈をまとめています

冠詞の意味と可算/不可算の見分け方

  1. a, the, 複数の使い分け(other)
  2. love, chance と luck

不定冠詞(a)

  1. Merry Christmas and Happy New Year
  2. few と a few

定冠詞(the)

  1. 固有名詞
  2. 特別なもの(the sun)
  3. 特別な場所(the park)
  4. 全体に対する一部(in the morning)
  5. 説明の追加による特定化

無冠詞

  1. 愛称(Mom)
  2. 通学している学校(school)

気になる話題

  1. 単複同形(fish)
  2. 食材の不可算名詞(rice)
  3. 集合名詞(people)

一つの記事にするには量が多すぎるので別の記事にしました

おわりに

ここに書いているのは一つの解釈です
冠詞の使い方を覚えるための語呂合わせのようなものです

違う解釈をする人もいます
解釈の議論は、それが好きな人にお任せます

  

ギターでコードの押さえ方を知っていてもギターはうまく弾けません
名詞の分類の仕方を知っていても、会話で使いこなすことはできません

どうするの?

多くの英文で実際の使い方を見て慣れていくしかないです
使っている理由を理解しながら覚えれば、丸暗記より効率的です

一つの解釈を知っているのは大きな強みになります


<参考>
ネイティブが冠詞について説明しているサイトをいくつか紹介します
日本人ではあまり書いていない内容があります

デイビッド・セインさんの本の紹介ですが、参考になる内容があります

<再掲>

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